公務員と小説家の兼業について。 私は今高校生で、ライトノベル作家を目指しています。

Question

公務員と小説家の兼業について。

私は今高校生で、ライトノベル作家を目指しています。もちろん自分の小説が即売れるなどとは思っていますし、仮に新人賞に受かったとして、そんなに楽に食べていける職業ではないことも理解しているつもりです。なので、就職した上で目指していこうと思うのですが、公務員と小説家の兼業は可能なのでしょうか？
公務員の兼業は許可されていないと聞いたことがあり、またラノベ作家もラノベ作家で厳密には職業ではないということを聞いたことがあります。

なので、それは可能なのでしょうか。

公務員と言っても、今のところ考えているのは中学、高校の教員か地方、県職員などを考えています。勿論可能性としての話でしかないのですが、実際可能なのか教えてください。

Answer 1

■■～なので、就職した上で目指していこうと思うのですが、公務員と小説家の兼業は可能なのでしょうか？

地方公務員法で、「原則、兼業を禁止」されていることはご周知のとおりです。

尤も、実家が商店をやっていて繁忙期に手伝うとか、農家であって収穫に駆り出されるとかいった類まで禁止されるものではありません。

■■公務員と言っても、今のところ考えているのは中学、高校の教員か地方、県職員などを考えています。

ところで、y609610さんがイメージされるほど『公立学校教員』『県職員（＊一般行政）』は暇な稼業ではないことを申しあげておきます。

教員は『科目の授業』と『期末・中間考査等の採点・評定』だけしておれば足りるという仕事ではありません。学校事務吏員や養護教員や実験助手や学校司書といった職種の人が行う職務を除く『雑務』が、半端なく多いのです。

県職員について言うと、本庁配属の時は、（事務系で入庁されると仮定して）「予算、経理、法務、文書」などの本業に加え、「関係政府機関」や「県内市町村」との連絡調整に忙殺され、とりわけ「新年度の予算査定」の時季には、その日のうちには帰宅できないこともあります。

出先であれば、定時退庁も可能ですが、それも部課によります。公共土木建設事業を担う部課の場合ですが、「事業用地取得等の任意買収にかかる補償交渉」を担当するとなれば、慢性的な土日祝祭日出勤を強いられることもあります。

さて、自分は某府県庁の一般行政事務吏員ですけれども、職場の先輩に、小説を書いている人がいました。

いわゆる「公然の秘密」というやつで、「兼業禁止規定違反」で懲戒処分を受けたという話は聞きません。

しかし「（多忙な公務の片手間にせよ）『小説を書く』という行為・行動自体は、公務に対する熱意の足りなさの現れである。」と人事から『烙印』をおされたようで、定年まで係長級止まりでした。

■■勿論可能性としての話でしかないのですが、実際可能なのか教えてください。

可能と云えば可能です。わざわざカミングアウトをされる必要もないと思います。

でも、人事は、どういうネットワークを使い、どういう手段を用いるのか不明ですが、全職員の生活全域（公務上といわず私生活上といわず）にわたる情報を逐一把握しています。

黙っていても、早晩バレる話です。

あなたの小説に割くスタンスの度合いにもよるでしょうが、昇格・昇任・昇給を考えた場合、ネックとして不利に働く可能性があることを、覚悟される必要があります。

少なくとご自身として納得のいく「職階」に栄進されるまでは、作品の応募・公表は避けたが無難でしょう。

Answer 2

公務員を誤解されているようですが、あなたが思うほどラクでもヒマでもありません。
兼業は禁じられていますが、懸賞金をもらうくらいなら、確定申告をしっかりすれば処分は受けないと思います。
しかし、本を出版して利益を得るほどになると、地方公務員法に抵触する可能性があり、任命権者の許可が必要です。
公務員というのは、国民に奉仕することが職責ですから、あなたのような考えの人にはなってほしくないですよ。

Answer 3

地方公務員法で禁止されてますが・・・破っても戒告処分か、上司からの訓告処分(注意)程度です。
出世には、響きますが生徒より小説の方が大切なら大した事でもないでしょう。

Answer 4

ご本人が公表していないので伏せますが「ラノベを書くために公務員になった人」はいますよ。理由は仰るように安定した基盤を持つためですね。私が知っているのは、連載すればコンスタントに10冊以上出すような作家です。＃「デビュー前に著者の原稿を推敲してた人」という、よく分からない繋がりでたまたま知りました。

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