解決済み
臨床検査技師のお方にお聞きしたいのですが、臨床検査技師の専門学校に通っている者で、将来エコーがやりたいのですが、就職について迷っています。自分的には新卒でクリニックに入り、エコーを専門的にやり、認定資格を取得と考えています。もし、転職したいときには認定資格を武器に病院に転職をと考えているのですが、実際、通用するのか分からないので不安で質問しました。また、大病院、中小病院、クリニック(エコーメイン)、健診センター、検査センターの各々の長所短所がしりたいです。
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大変、適切な回答が有ります 全くその通りで、一般的に「クリニック=開業医」では エコーをしているとしても 「指導医」までの資格を持ってしている医師は極めて稀でしょう 先の回答にあるように 超音波検査士の認定資格を取得するためには 当該分野の「指導医」の指導の下に 所定の症例を実際に「診て」報告書を出さネければなりません そして指導医の「推薦状」も必要です さらにその認定資格を維持するためには 5年間で学会既定の、研修会の受講、学会発表などをして既定の単位を取得する必要があるのです。 クリニックレベルで、それが可能とは、とても思えません 健診センターでは基本的に「健康人」が対象ですから 症例は集まらない!! もちろん「検査センターでは エコーは勿論生理検査部門の業務は一切有りません 医療職に共通しているのは 大規模施設(ハイレベル病院)⇒中小規模(低レベル)への 転職は容易ですが、その反対は可成り難しい
ご存知かと思いますが超音波検査士資格試験を受験するには 学会への登録が継続して3年以上、学会活動、超音波専門医の推薦など様々な条件があります。 クリニックの医師が必ずしも専門医の資格を有しているとは限りませんし、仮に超音波検査を経験できても件数が限られるでしょうし そうなると症例を集めるだけでも大変なことです。 またクリニックの医師が専門医でないとどこかの専門医に見てもらって推薦してもらわなければならないのですがそのような医師を見つけるのは至難の業です。 大病院は技師の数が多くて、各部門ごとに分かれますので生理検査部門に配属されない限りはエコーをやることがありません。配属は技師長の判断ですから自分の思い通りにはいきません。ただ、エコーをやるようになれば症例も多く専門医がいるという場合もありますので認定資格には近付けるということになります。 中小規模病院ですが、その中でも比較的大きく外来も多ければ技師数も7~8人程度はいるのではと思われ、全員がある程度すべての分野の仕事が出来るように育てられると思います。でもこの場合でも専門医がいないでしょうから認定資格は厳しいと思います。 クリニックや小規模病院は技師の数が少なくエコーは医師やベテラン技師だけがやっている場合が多いと思います。また検査の件数や種類は少なく新人技師としてはどうかと思います。 健診センターは短時間で多数の件数を捌くことが求められますから、病院の検査と少し様子が違ってきます。正常でなければ要再検査ということで報告するので病気に詳しくなることがありません。 検査センターは検体のみを扱っていますので、あなたの希望とは遠い存在です。 大きな病院ほど外注の検査が少なく、生理検査においても検査の種類や件数が多くて技師にとっては勉強になるものです。エコーだけ出来ても生理検査部門で働くことは難しく、様々出来ないことがあれば1から教えられることになります。まずは心電図が読めるかどうか、心電図にはトレッドミルやマスター、あるいはホルターの解析までやります。呼吸機能検査やABI、聴力や脳波やPSGなどもあります。エコーにしても健診のエコーから腹部や心エコーなど幅広くあります。 また体表臓器・循環器・消化器・泌尿器・産婦人科・健診・血管 の分野に分かれている超音波検査士の資格試験は1年に1分野しか受験できません。
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