不動産鑑定士の資格について質問です。 私は大学四年生です。来年から働く会社は不動産の企業でも金融の企業でもありませ…

Question

不動産鑑定士の資格について質問です。

私は大学四年生です。来年から働く会社は不動産の企業でも金融の企業でもありません。

ところが現在、不動産やその証券化、またはアセットマネジメントといった、不動産の領域と金融の領域に関心があります。

もし、入社後に働きながら不動産鑑定士資格を取得した場合、働きながらでは実務修習を修了することができないと思います。

不動産鑑定士の論文試験はパスすれば生涯その効力が失われることがないですが、

論文試験はパスしていて、実務修習が終わっていない、という状況であっても

不動産鑑定士の試験をパスした者として、転職活動を行うことはできますか？

普通に転職活動をすることはもちろんできると思いますが、「不動産鑑定士の試験をパスしたが実務修習を終えていない」者を、中途採用する企業側はどのように扱うのでしょうか？

Answer 1

確かに最近不動産と金融はだいぶ近い位置にあります。

ただし金融系で働く場合に資格としての不動産鑑定士はあまり必要とされません。あくまできちんと不動産鑑定の実務経験のある人が必要とされているのです。

したがって、不動産鑑定士の資格持っていますが田舎の事務所で更地の評価だけしていて金融系の実務はほとんどした事無いですというような鑑定士もそっち系には転職できません。

最近は実務修習働きながらでも終了できるような制度になっていると思いますが、違うのでしょうか

Answer 2

通常は試験のみ合格で鑑定事務所等に就職後、そこで実務修習を受けます。はっきり言えば、丁稚奉公です。何も鑑定のことが分からないわけですから給料も低いです。なお、AMや不動産金融をやるのに鑑定士の資格は不要です。鑑定士は鑑定のみやる資格です。上記の領域をするなら、大手不動産、銀行や不動産金融の会社等で実務経験を積むことが必要です。鑑定士の資格を取っても、それらの経験無くして採用されません。要するに、最初から、とんちんかんな質問をしているわけですねｗ