大卒警察官を受験しようと思っているものです。

Question

大卒警察官を受験しようと思っているものです。参考書について聞きたいのですが、スーパー過去問ってあるじゃないですか、スー過去です。
自分はあれの地方上級用を勉強していたのですが、今日ふと書店によると、大卒程度警察官・消防官用スー過去がありました。
大卒警察官を受けるならこちらの方がいいのでしょうか？
地方上級と大卒警察官では少し違うんですか？
またこの２つ、一体なにが違うんでしょうか

Answer 1

職業柄警察官採用試験を受験された方々と接する機会が多い者です。その立場から書かせて頂きますので、参考程度にお読みください。

ネット等では警察官はバカがなる仕事などと言われていますが教育業界。特に公務員対策を行っている身から言わせて頂きますと公務員試験は皆同等の難易度だと考えております。但し、国家公務員総合職試験は別格ですので別物と考えております。
質問者様は大卒程度の都道府県警察官を目指していらっしゃるという事で間違いないでしょうか。だとすれば地方上級用のテキストを使用して警察官を受験されるのでも全く問題ありません。

一般的に公務員試験の難易度をはかるものとして、ボーダーラインが挙げられます。
県庁や市役所、消防や警察は試験内容自体はそこまで変わりませんが、若干警察官採用試験の方がボーダーラインが低く設定されているようです。つまり警察官の方が一次試験を通過し易いわけですね。
ボーダー70点の役所とボーダー60点の警察官では後者の方が一次試験は通過し易いので簡単と言われている訳です。
又、警察官採用試験には専門試験がありません。地方上級〜一般職を含む国家公務員採用試験では教養試験の他に専門試験を課す自治体もあります。
そういった面からみれば警察官採用試験の難易度は優しいと言えるかも知れません。

結論としましては、質問者様が今使用している地方上級用のテキストで基本的には対応出来ます。問題ありません。しかしながら警察官採用試験は自身の能力以外の事も絡む試験ですので、基本的に3等身以内に犯罪者や特定の政党支持者がいますとどれだけ成績が良くても落とされてしまう試験です。そういった意味では地方上級より難易度が高いとも言えるでしょう。
もし質問者様が本気で警察官を目指されているなら、身内の事を今の内に調べておくと良いかも知れません。

長文失礼致しました。
少しでも参考になれば幸いです。