こんにちは。 まずデザイナーとはなにか、デザインとはどんなことをする仕事 なのかから行きます。 ちょっと長いですがよく読んでみてください。 デザインとは簡単にいうと「新しい何かを作り、たくさん売る」 というビジネスの仕組みのなかで、その何かの「姿かたち」を 考えて創り出す仕事。それをする人がデザイナーです。 なのでひとりでは出来ません。 「こういうモノを作りたい」と企画を考える人。 どうやって大量生産するかを考え、設計する人。 どうすれば多くの人に買ってもらえるか、販売を考える人。 そうした大勢の人たちと一緒に仕事をすることになります。 で、デザイナーは普通は企画をする人と設計をする人の中間 にいます。 では、そうした人たちはどこで仕事をしているか。 モノを作っているメーカーの中にいます。 ここでは雑貨ですね。 つまり雑貨を作るメーカーにデザイナーとして入る、就職する ことが「雑貨デザイナーになる」ということです。 ではどうすればそういうメーカーに入れるか。 それには目標をもう少し具体的に考えなければなりません。 雑貨は文字通りいろいろなものがありますが、具体的には 何をデザインしたいと思うのか。 文具系、コスメ系、キッチン系とか、全部を作っている会社は ないと思います。つまり何をデザインしたいかによって、どの会社 に行かないとならないのかが違ってくるのです。 自分は将来、ここでデザインの仕事をしたい、と思えるところ。 すぐではなくても、高校2年までには決めたいところです。 入りたい会社が見えてきたら、その会社のHPで就職情報を 調べます。どんな人材を求めているか、どんな能力、経歴を要求 しているのか。これは今でも調べられますよね。 後はそれに合致するよう、これからの準備や勉強、進路を計画し 実行していくことになります。 改めて質問に答えますが、①、デザイナーに資格はありません。 というか、デザイナーは資格があるからといってなれる職業では ありません。質問者さんの能力、実力次第です。 ②を飛ばして③。有名、大手、大企業になるほど4年制大学が 有利です。美術デザイン系の有名校を中位以上の成績で卒業 したいとこです。それなりにハードルは高いですが、素質と意思が あれば出来ることです。 ②.どういう人が向くのか。諸説あるところですが(笑)。 いろいろなことに興味を持てる人、知りたがり、勉強する人。 楽しいことを見つけたり、やってみるのが好きな人。 ステキ、カッコいい、美しい、という感覚や言葉が好きな人。 そういう感覚や体験から「ステキな何か」が閃ける人。 これが出来る人がデザイナーです。これがデザインの本質です。 絵は描かないの?と思うかも知れませんが、絵は最重要ではない です。でも必要な能力でもあります。 先に書いたように、デザイナーは会社で大勢の人と仕事をします。 その人たちにデザインのアイデアを見せて、説明し、理解してもらう ために「絵にして見せる」ことが要ります。デザインにとっての絵とは、 コミュニケーションのための道具なのです。必要な能力なのですが、 絵に没頭してしまうのは本末転倒ですね。 長くなりましたが、参考になれば幸いです。 よろしく。
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