建築物を建てる際は、確認申請を行います。 構造の場合、確認審査機関と構造適合性判定の2段階があります。 確認審査と適合性判定は、二重チェックとして別機関で行う事となります。 本来は、確認申請は行政で行なっていましたが、近年では指定検査機関も代行できるようになりました。 確認審査機関での構造業務は、指定検査機関としてこれらの審査を行う事です。 具体的には、建築主の代理として構造設計事務所が設計図書(構造計算書と構造図)を提出してきますので、計算書が妥当であるか、計算書と図面に法的な不整合がないかをチェックします。 また、建築物の建築中に、中間検査や完了検査を受ける事が義務付けられていますので、検査を行い、設計図書通りに施工されているかを審査します。 尚、上記は基本的な業務であり、少し上位の仕事になってくると、特殊な建物や状況に対する審査を行うようになってきたり、評定の事務局を行なったり、認定の審査を行なったりと多様化してきます。 大雑把な話でまとめると、役所の代行ですので、キッチリとした仕事が好きでないと勤まりません。 また、設計事務所の下請けでもあるので、設計者と役所間の調整は大変そうです。 それ以外に確認検査機関には独特のディープな世界がありますが、それは、どの職種に就いてもそれぞれの深さがありますので、就職後の楽しみにしておいて下さい。
< 質問に関する求人 >
建築(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る