理系が就職に有利というのは主に一流大学卒(特に院卒)の場合です。 理由は簡単。大企業(製造業)の採用数が理系と文系で大きく違うからです。 例えば、トヨタ自動車2016年度採用計画 事務職:135人 技術職:600人 ※この様に4~5倍もの差があります。しかも、事務職にはド理系の情報工学科出身者が入ってくるので文系出身者が就職するのが困難な事は容易に分かると思います。 実際に私の地元の一流大企業(製造業・日経225採用銘柄)でも、文系採用は数人から十数人程度ですよ。対して、理系は数十人~百人程度と採用数が全く違います。 逆に、文系就職になると文系も理系も大体差が無く就職活動が出来るので理系が有利だと言われるのです。 ただ、理系でも専門職に就けるレベルの能力を持っていないと就職は文系就職になるので差はほとんどなくなってしまいます。 〈参考〉 Fラン大学卒でも就職が容易なのは医療系です。国家資格さえとってしまえば、その資格で評価されます。(ただ、その国家資格を得るのが大変)
理系は理系募集でも文系募集でも対応できますが、 文系から理系募集には対応できません。門戸が広がる、という意味です。 又、研究や論文という意味で、何かに「結論」を出す、という面でも 評価されます。
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