教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

褒められる教育は本当は怖くて厳しいかもしれない。 「怖い鬼は厳禁!?“ほめられ世代”どう叱る?

褒められる教育は本当は怖くて厳しいかもしれない。 「怖い鬼は厳禁!?“ほめられ世代”どう叱る?」こういう内容の放送が、NHK「クローズアップ現代」で1月31日夜にあった。その中では褒めちぎる自動車教習所、叱らない指導法で箱根駅伝を3連覇した青山学院陸上部が紹介されていた。 しかし、褒める教育、叱らない教育というのは本当に指導法として使えるのだろうか?僕自身、シュツットガルト近郊のドイツ人家庭に3か月ほどホームステイをしながら、シュツットガルト市にあるドイツ語学校で勉強した時に、ドイツ流の「褒めて伸ばす教育」というのを体験した。僕が語学学校で文法的におかしなドイツ語作文を書いた時も中年女性のL先生はニコニコ微笑んで、「日本人は文法が得意なのになんで間違ったのですか?珍しいですね」とちょっと注意されたことがあった。ホームステイ先の家族でも、「夜中に上の階(僕が泊まっていた部屋は、夫婦の寝室の真上だった)を歩く時は静かにしてほしい」と奥さんに注意されたことがあったけど、それ以外は興味を持って色んな日本の話を聞いてくれた。 いかし誤解しないで欲しいのは褒める指導であっても、自動車学校では学科と実技教習で合格点に届かなければ容赦なく落とすし、青学の陸上部でも危機感を持って自分で練習メニューを作らない選手は、用捨なくレギュラー争いで脱落してしまう。ドイツ語のテストでも「褒める指導法」だからといってドイツ語試験の合格ラインが下がることはなく、ドイツ語の勉強を続けなければドイツ語のテストには合格できないということは変わらない。僕はドイツ語勉強はのんびりとしたペースでやっていたので、ドイツ大使館公認のドイツ語検定準1級に合格したのは語学留学が終わってから6年後のことで、それもかなりギリギリでの合格だった。 だから、先に「褒められる教育は本当は怖いかもしれない」と書いたのであって、「俺は先生(あるいは部活の監督)に褒められた。だから、もう努力しなくていいんだ」ということは全くの勘違いだ。褒められたらもっと褒められるように努力をしないといけない。だから、「お前はまだまだダメだぞ。具体的に○○と××ができていない。もっと努力をしろ」というふうに叱られる指導と、結局は大して変わらないということである。 確かに叱られない指導法というのは人にとっては楽勝のように思えますが、叱られないということは自分で自分を厳しく管理してきちんとした結果(試験に合格。レギュラー選手になる。仕事を期日までに終わらせるなど)を出さないといけないので、叱られる、注意される指導法よりも厳しいかもしれないと思いませんか?

続きを読む

158閲覧

回答(3件)

  • ベストアンサー

    とても興味深い内容です! 新しい観点の発想で、確かに…と納得してしまいました。笑 怒鳴ってはダメだ!という人がいる中、怒鳴ったっていい!と唱える人もいて、結局、これからの時代は一概に指導方法がマニュアル化出来なくなっているなぁと感じます。 ちょっとそれてしまいましたが、叱られない事は注意されるよりも厳しいか。それは人によって有効に働く場合もあるので、一概には言えないかも知れないですね。 メリハリなく叱られなければきっとダメな社会になってしまうので、余程自己抑制力が働かないと、自分の能力開発は難しいですよね。(おっしゃる通りに) と、なるとある程度叱って道筋を立てるより、自由度がたかい褒めて伸ばす指導の方がかえって厳しいのかもしれませね。

    1人が参考になると回答しました

    ID非表示さん

  • 私も海外なので昨日見ました。 愕然としましたね。 逆に可哀想だと思いました。 貴殿の言う通り、結局はフルイ落として必要(それでも出来る)人だけ取るのであって、全員が合格する訳でもなく、更に恐ろしいのは、試験に合格するぐらいの事なら、そんな方法でも良いでしょうが、学校でそれをやった場合、卒業して社会に出たら使い物になりません。 ポイントは、言われなくても、一人でも課題や目標を作ってやれる人を怒らずに育てるのなら良いのですが、いまのゆとり世代は、言わないとやらない・出来ない…みたいな所や、一人で調べる事も出来無いみたいな人や、自分からコミニュケーションをとる事や、自己啓発も出来無いとか向上心も無い。 そんな落ちこぼれみたいな人ばかりになってしまう? まあ出来る人が出世して、そんな人達はピラミッドの底辺を築くしかないのでしょうね。 体育会系までそうなってしまったらどうなるんだろうね。 熱血指導とか叱咤激励なんて言葉も無くなるのでしょうか? 卓球の愛ちゃんママや、テニスの松岡修造さんみたいな指導者はどうなるのでしょう? また国技の相撲や格闘技系は? 公共の場ではなく、これからは家庭で厳しく育てる様になるのでしょうかね。 褒められないとモノも売れない? お客様は神様みたいな勘違いの日本のお客さん相手に? 相反する関係ですが、先々はお互いが褒め合いながら売買するのでしょうかね?(笑) 学校でいじめられて自殺したり、社会に出て仕事が厳しいからと自殺したり、そんな人ばかりになってくるのではと心配になってきますので、叱るべきとは叱る、怒る時は起こらないと、喜怒哀楽もなくヘラヘラ笑ってばかりの人種になってしまいますよね。(苦笑)

    続きを読む

    2人が参考になると回答しました

  • 私もその番組は何となく見ていましたが…出来たら褒める、悪い事をしたら怒るのはごく当たり前の事であって、わざわざ特集するような事なのだろうか…?というのが正直な感想でした。 飼い犬だってハーネスをずっと引いていたらストレスでイライラしてかみつき癖がついたりしますし、かと言ってずっと緩めっぱなしだと人間の言う事を聞かなくなります。適度に締めて適度に緩める、ごく基本的な教育だと思います。まさに古くから言われる言葉ならば「飴と鞭」ですね。 以前テーマパーク勤務をしていた時に、仕事に厳しい上司の元でビシバシとしごかれ、スケジュールもギチギチにされた事があります。私はオープニングメンバーだったため、その上司とは休憩時間中には割と気楽に話せる方だったので「うちの部署、社内で一番厳しいかもしれないですね」と言うと「最初に厳しくされて後から楽な仕事になっていくのと、最初に楽な仕事ばっかりしておいて後からだんだん厳しい仕事になっていくのと、どっちが良い?」と言われた事があります。私は前者を選びました。その上司が言うには「他所の部署は新人さんに続けて欲しいから、ご機嫌取りで最初優しくして、後からだんだん厳しくなると思う。うちは最初にビシバシやるからすぐ辞める子も多いと思うけど、そこを乗り切った子は後でだんだん楽になって長く続けられると思うよ」だそう。事実、他所の部署は入っても3か月くらいですぐに辞める子が多かったです。勤続表彰式に全員うちの部署で占めた事もありました^^;

    続きを読む

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

教習所(東京都)

求人の検索結果を見る

< 質問に関する求人 >

教育(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    職場・人間関係に関する質問をキーワードで探す

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 職場の悩み

    転職エージェント求人数ランキング

    • 1

      続きを見る

    • 2

      続きを見る

    • 3

      続きを見る

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる