大学教員ですが、授業以外の時間は研究をしているというのは建前で、実際には学内業務に忙殺され、研究は夜にやっているという感じです。 政治学とか社会学だと、自分が頭がいいと思っている教授は、新たな理論を打ち立ててそれを実証的に検証し、学会発表や論文で世の中に問うていきます。 まあほとんどの教授はそれほどでもないので、誰か他の人(できれば西洋人)が既に確立した理論を、日本の文脈に置き換えて(と言い訳しながら)、データを収集および分析して論文にします。 もっと具体的には、社会の中で格差が拡大している、という論理があれば、政府のデータを適当に計算して、さらに街に出て貧乏人を見つけて話を聞き、それを難しい言葉で文章にして「論文です」と言い張ります。これをくり返していくと、自分の書いた論文のリストができて、それを業績と呼んでいます。 ところで政治学や社会学は大学教授に大変なりにくい分野なので、高校では政経や世界史だけでなく、数学や英語でも学校で一番になるつもりで勉強しよう。大学は東大かそれにあまり負けないレベルの大学に行き、大学院はさっさと終えて博士号を取りましょう。できればそれまでに外国の大学で1、2年は勉強し、もしかして英語が得意なら向こうで博士号を取りましょう。
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