>海上自衛隊の横須賀基地と横須賀の米軍基地って場所が違うのですか? 部外者の感覚では、「場所が違う」といえます。海自関係者の感覚では、「お隣りさん」といったところです。 【横須賀市役所作成の市内基地配置図】 http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0150/kithitai/01/itizu.html 【左翼団体作成の出来の良い基地配置図】 http://www.gws.ne.jp/home/rimpeace/tizu/yksmp5.jpg 地元で「横須賀基地」といえば、米軍は楠ヶ浦の「米軍横須賀海軍施設」、海自は吉倉の「横須賀地区(横須賀地方総監部等)」です。横須賀市街に近く、大型艦が停泊しており、敷地は広くて勤務者も多いので、大変有名です。 この2ヶ所は横須賀本港の対岸同士ですが、敷地はつながっておらず、それぞれの正門は2キロ近く離れています。横須賀市内のタクシーで単に「横須賀基地へ」と告げると、「どっちの基地?」と聞かれます。 もうひとつ西側の長浦港にある海自の「船越地区(自衛艦隊司令部等)」も大規模で大型艦が停泊していますから、結構知られています。ここは前出の2ヶ所からさらに離れており、横須賀市内のタクシーに行ってもらうには「船越の自衛隊」か「自衛艦隊司令部」と告げる必要があります。親切な運転手さんだと「海自基地」と告げると「総監部?船越?」等と聞いてくれますが。 ですから、一般の横須賀市民にとってはそれぞれは違う場所と言えます。 ただし、関係者の感覚は少し違います。 地図を見ればわかるように、上述の3ヶ所以外にも米軍・海上自衛隊とも複数の施設を有しています。米軍横須賀海軍施設の中に海自潜水艦基地があったり(海自横須賀地区の出先)、海自吉倉地区の堀割の向かいや海自船越地区の隣地にそれぞれ広い米海軍施設があります。 また、横須賀の米海軍・海自は艦艇部隊が主体なので、業務上は「海主体に時速20ノット(約37キロ)感覚でものを考える」ところがあります。その感覚では数キロの範囲内の施設同士はほぼ同じ場所で、「横須賀港一帯が横須賀基地で、米軍と海自はその中の隣組」となります。 蛇足ですが、海自はその感覚にもとづいて、「吉倉基地」「船越基地」「田浦基地」等とは呼ばず、それぞれを「横須賀基地○○地区」と名付けています。三浦半島の相模湾側の横須賀教育隊までが「横須賀基地武山地区」ですから >自衛隊と米兵の交流はありますか? 全体としてはそれなりです。 海自・米軍のどちらかの身分証明書で双方の基地に出入りできます(警備上の必要で制限期間を除く)。これは公用・私用とも同じです。 公用関連では、連絡調整が必要なセクションでは交流も頻繁です。プライベートで家族ぐるみの交際になる人も多少はいます。 それ以外では交流行事への参加程度にとどまります。交流行事は多々ありますが、双方とも隊員数が多いので、参観率は高くはありません。スポーツの基地代表にでもなれば別ですが。 私用では、海自側からは米軍基地の売店・飲食施設等の厚生施設を利用する人がかなりいます。 逆に米軍側からは、私用で海自基地に来る人は稀です厚生施設がそう充実しているわけではなく、基地内の売店や隊員クラブでは米軍人でも日本の消費税がかかるので。吾妻島や長浦湾の米軍施設の勤務者が海自基地内のコンビニに来るくらいでしょう。
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