解決済み
児童福祉司について高校二年の女子です。京都府立大学の公共政策学部 福祉社会学科に進学を希望しています。 心理学を活かして何か人の幸せを手助けできるような仕事に就きたいと漠然と考えていたのですが、最近になって、児童福祉司になりたいな…と考えるようになりました。 児童福祉司について調べていたのですが、様々な意見があってよくわからなかったので、 〇何の資格が必要なのか 〇その資格は大学在学中に取れるものなのか 〇その他児童福祉司についての知識(あれば) を教えていただけると嬉しいです! また、画像は京都府立大学のパンフレットに書いてあった、福祉社会学科のカリキュラムや資格についての欄なのですが、児童福祉司を目指すにあたってふさわしいものだと思いますか…? 家から遠いので大学のオープンキャンパスにも行けず、児童福祉司についての知識も無いので、教えていただきたいです! よろしくお願いします。
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児童福祉司は児童相談所の専門職員であり地方公務員です。もちろん任用資格がなければ児童福祉司になれませんが、そもそもの前提として、都道府県や政令指定都市の職員に採用されること、さらには児童相談所に配属されることが必要です。 任用資格というのは、その職種(福祉行政やその他の関連領域)に就くために求められる国が定めた資格基準のことです。国の定めたそれぞれの任用資格の基準を満たしていれば、有資格者として認められ、実際にその業務に配属された際、その職種=資格名を名乗ることができます。 児童福祉司の任用資格を得る方法(ルート)は次のとおり。 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000104546.pdf#search=%27%E5%85%90%E7%AB%A5%E7%A6%8F%E7%A5%89%E5%8F%B8+%E4%BB%BB%E7%94%A8%E8%B3%87%E6%A0%BC+%E5%85%90%E7%AB%A5%E7%A6%8F%E7%A5%89%E6%B3%9513%E6%9D%A1%27 5ページ参照 一般に「大学で心理学、教育学もしくは社会学を専修する学科等を卒業し、指定施設で1年以上相談援助業務に従事したもの」という要件が知られており、京都府立大学公共政策学部福祉社会学科でもこの要件を満たすはずですが、この大学(学部・学科)の場合、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験の受験資格を得られるので、試験に合格して社会福祉士や精神保健福祉士の資格を得れば、実務経験を経ずに任用資格が認められます。 なお、前述の実務経験(指定施設で1年以上相談援助業務に従事したもの)というのは、必ずしも地方公務員に採用される以前に実務経験を積んでおく必要があるわけではなく、公務員に採用後、これらの施設に配属され業務経験を積み、その後児童相談所に配属された時に児童福祉司の業務に就ける、と考えれば良いでしょう 地方公務員の採用試験には、一般的な行政職の採用区分とは別に福祉職や心理職の採用区分があります。行政職の場合は、都道府県・政令指定都市の行政全般に配属されるので、必ずしも福祉(特に児童福祉)の仕事に就ける保証はありません。福祉職の場合は、福祉分野に限定した配属にはなりますが、生活保護のケースワーカーや公立の社会福祉施設の職員として配属される可能性もあります。心理職の場合は、児童相談所に配属される可能性は十分ありますが、職務内容としては心理判定業務(心理判定員)なので、児童福祉司ではなく児童心理司という職名になります。京都府立大学のこの学部・学科は、心理学を中心に学修することもできるので、児童心理司をめざすという選択肢もありだとは思います。ただし、心理職区分は難易度は最も高くなります。 京都府立大学の公共政策学部福祉社会学科は、児童福祉司をめざす進路としては悪くないと思います。前述のとおり、社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得のための勉強をしつつ、地方公務員の採用試験を受験して下さい。 採用試験については、どの採用区分をめざすべきかは、自治体の事情にもよると思います。福祉職の採用に積極的な自治体なら福祉職が良いと思いますが、福祉職の採用が少ない自治体では行政職から福祉分野に配属されるケースも十分考えられます。福祉職の場合は、社会福祉士の国家試験対策が、そのまま公務員採用試験の準備にもなるでしょう。行政職をめざす場合は、法学や経済学分野の専門試験が課されるので、その試験対策が必要です。
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