こんにちは。 前回、鞆の浦・尾道の相談では大変お世話になりありがとうございました。 そろそろ旅の支度初めをしよう…

Question

こんにちは。

前回、鞆の浦・尾道の相談では大変お世話になりありがとうございました。
そろそろ旅の支度初めをしようと思います。

天気は残念ながら優れそうにないかもしれません。シックなローカルな場所なので雨もまた良い写真を撮れるんじゃないか、腕の見せどころか！なんて思っています。

もし天気が雨、もしくはどんよりの場合、「どのようにまわる」ではなく、「どういった気持ちで楽しみますか？」。
私は雨に濡れた石畳もまたいいかな？なんて思っています。
喫茶店でゆっくりするも良し、歴史観でじっくり楽しみ、外に出たらシブい雨というのもまた風情か？なんて。

よろしくお願いします。
是非ともあなたの考え方を教えてもらいたいです。（今回は初の一人旅です。）

Answer 1

リクエストありがとうございます。

天候の悪い時の楽しみ方ですか・・・
あまり考えた事はないかもですね。

元々予定を綿密に立てて旅をする訳ではないので、天候が悪ければその時出来る事をするだけです。
今年のGWに萩に出かけた時には現地に到着すると暴風警報が発令されていたのでインドアの博物館や道の駅巡りとなりました。

前回のご質問で「旅の最初から最後までを線として楽しみたい」と回答させていただきましたが、実は私は最初から旅を「線」として計画する訳ではないのです。

気になるスポットの情報をたくさんの「点」として持って旅に出て、更にそれに現地情報を加え、現地で時間・天候・体調・所持金などと相談して臨機応変に点を線として組み上げていくのです。
最初に訪れた場所を堪能したら「さて、次はどこに行こう」と考えて次の行き先を決める、という事を繰り返していくのです。
いい加減なように思われるかもですが、行きたい場所など無数にあるので優劣など付ける事は出来ません。
ならばその時点で一番無理なく訪れる事が出来る場所を選んで訪れればよいと思っています。
これならば強行軍になる事はないので体力的にも気分的にも楽ですよ。

訪れる事が叶わなかった場所は「訪れる事が出来なかった」ではなく「再訪の機会を与えてもらった」と考えるようにしています。
どうしても訪れたいと思うのであれば万難を排してでも再訪すればよいだけで、もしそう思わないような場所であれば、そこは自分にとってその程度の場所であり再訪の必要なしだと思うからです。

という事で私の場合旅に出る時に決まっているのは「●●方面に行く」という事くらいかもです。
ま、最初に訪れる場所は一応決めて出かけますが、それすら往路の状況次第で変更する事も多々あります。
（交通事情によっては予定していた時間に到着出来ない事もあったりしますので・・・）

ですから雨天時は基本的にインドアの所を選んで訪れますが、小雨程度なら雨の中の散策もありです。
徒歩移動が難しいような雨なら移動は車として車窓を楽しむために回り道をしてみたりもします。
普段は大行列の出来る人気店など大雨の時は行列も短い事が多いので意外なお薦めです。
雨天時の写真撮影も雨に濡れた花など意外によい被写体があったりします。
季節は違いますが「アジサイ」や「スイレン」「ハス」などは雨の中の方が綺麗ですね。

一人旅のよいところは誰にも気兼ねなくいつでも自由に予定を変更出来る事です。
雨天時には雨天時の楽しみ方がありますので現地でいろいろ情報収集して自分の好みに合う所を見つけてください。

尾道でひとつだけ雨天時の意外なお薦めを紹介しておきます。
市街地からは離れますが・・・
「因島大橋 人道」
http://www.okota.net/tabi/010825/02.htm
しまなみ海道の各橋には人道が併設されていますが因島大橋の人道は自動車道と同一平面上ではなく自動車道の下の橋のトラスの中にあるので雨天時でも横風が強くなければ雨に濡れる事無く海上散歩を楽しむ事が出来るのです。

雨天時は視界はよくないかもですが写真撮影にもなかなかよい場所かと思います。

あと前回のご質問の際に紹介させていただいた尾道の「喫茶 ロス」ですが・・・
もしかすると閉店（もしくは休業）しているかもしれません。
失念していたのですが尾道の商店街では６月に大火があり、出火元が「喫茶 ロス」のすぐ近くだったのです・・・
http://breaking-news.jp/2016/06/10/024878

天候はよくないかもですが旅を楽しんでくださいね。

私はこの月末は京を訪れて人の少ない所で紅葉を愛でてこようかと思っています。