作家の原稿と印刷所から出てくるゲラを照合し、 単純な誤植がないかチェックします(校正)。 その上で事実に誤りがないか、本文中に矛盾はないか、 表記の統一がとれているか、不穏当な表現はないか など中身のチェックをすることです。 筆者にも事実の誤認ということはあり、本が出版される前に それを正しておくことが必要です。 例えば、実際あったことですが、歴史の教科書と 筆者の記述した年代が違っていても、筆者は考えがあって 自説に従い、わざと教科書と違う年代を書いていることが あります。そういうときは「通説とは異なるようですが?」と 指摘します。すると「これこれの理由でこうしました」と 返事をもらいます。その筆者の名前で出す本ですので、 通説ではなく、筆者の意見どおりにします。 筆者の勘違いだとしたら、「まちがえました。訂正して ください。(ありがとう)」となります。 ドラマとして面白く脚色していますが、すごく職人的な 仕事です。
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