宮城県で中学校社会科の教員志望をしている者です

Question

宮城県で中学校社会科の教員志望をしている者です昨年と今年の二回教員採用試験を受けて、どちらも一次で落ちました。
今、今後どうしていくかについてとても悩んでいます。採用試験に向けての勉強は続けています。
※現在は大学の時から続けている塾のバイトをしています。仕事としては充実していますが、職歴としての部分で引っ掛かりを持っています。

選択肢として考えているのは、講師登録をして講師をしながら採用試験を受け続ける。もしくは今の塾のバイトをしながら採用試験を受けるかの２つを考えています。
（金銭的な問題で東京アカデミーなどに通いながらというのは厳しいです。）
周りの人や似たような質問に対しての解答を見ると、講師をして経験をした方がいい、と言われてるのは分かりますが、一次で落ちるような私が講師をしていけるのかという不安があります。
不安になり過ぎてどう動いたらよいか分かりません。

似たような経験をしたかたからのアドバイスや渇、お叱りでも構いませんのでお答えをいただければと思います

よろしくお願いいたします。

Answer 1

教員では無いですが教育関係者です。
まず前提として宮城県内で社会科の教諭になるのは並大抵の事ではありません。
社会科教諭の免許は東北学院大でも取れます。保有者が多いにもかかわらず採用は数名です
１０年近く講師をしている人も知っています。

＞何故講師をした方が良いか
簡単です。制度上経験者の方が優遇されるようになっているからです。
また、校長や教頭等管理職が協力的だと面接練習や指導を行ってくれる場合もあります
ただこれは教科によってまちまちですので一概には言えません。
免許保有者の少ない教科は新卒君がポンと入ってきたりします。

注意すべき事は、
・講師だと余程コネなどが無いと雇用が確保されない。
講師登録会が年末に開催されます。
義務教育なら各教育事務所に講師登録してください。単位は教育事務所毎なので登録した管内でのみ雇用されます。
特に社会科は基礎教科なので非常勤講師のアテは無く、６－６講師か病休育休代替講師になりますがピンチヒッターなのでこれは非常に不安定。特に代替講師は長くて数ヶ月しか雇用されないです。６－６にしても年度更新。１年以上は続きません。

・小規模校だと担任や主任を任されてしまうことがあり、勉強どころでは無くなる。
これでは本末転倒です。
「やりがい」とかいう言葉のマジックに引っかかって自分の勉強を疎かにしていると手遅れになります。
以前お仕えしていた校長先生は有望な講師には辞めて勉強しろ、１年くらいどうにでもなると言っていました。
いずれにせよ公立学校の講師だと自由が効かない可能性も考えてください。

塾講師と学校の教員ではやる仕事が違います。
教員だと授業外の校務があります。（成績処理、生徒指導、進路指導、行事準備、部活動etc･･･）
それらに忙殺されている人も沢山居ます。

以下は現実の話です。心して聞いてください。
臨時雇の講師と、条例定員内の正職員たる教諭では実務は似ていても待遇は雲泥の差です。
６－６講師だと継続しても年度末に必ず雇用の空白期間が１日生じるため、所謂前期のボーナスがそれだけで２割程度削られます。（形式としては３/３０に依願退職の形を取る）
毎年退職金が出ますがそれはつまり、退職金の算定期間としては講師期間は基本的に通算されないことを意味します。簡単に言えば退職金が減ります。
（６－６講師の身分のまま採用試験合格し任用された場合のみ３/３１の契約満了まで雇用され同日付任期満了で退職し、翌４/１に継続して採用されるので講師最後の１年のみ通算される。）
給与も一定以上は上がりません。具体的には３０代頭の講師と２０代半ばの教諭の給与が同じくらいになります。
公立学校共済組合や教職員互助会にも加入できないため給付金等の面でも不利益を受けます。

正職員にならないことにはにっちもさっちも行かないですよ。
教えることだけに集中したいなら塾講師の方が良いです。

Answer 2

２回くらい落ちるのは、想定の範囲だと思いますよ・・・・現状。

知り合いの講師は、４回目でやっと合格しました。

毎年、更新の講師を勤めながら、受験に望んでいましたよ。

彼は三高→宮城教育大と、挫折を味わったことのない優秀な成績
だったんですが、それでも落ち続けましたね。

本当、宮城県の採用試験は難関ですから、道は厳しいのです。

それを踏まえ、良く考えて今後進む道を判断されて下さい。