簡単に言えば、需要と供給の原理です。 需要に対して供給が少なければ、当然単価も上がります。 すでに回答があるように、薬剤師になるには制限があります。 中には薬学部のない県もあります。 それなりに希少価値でもあるのです。 パートの事務員さんなら簡単に集まるでしょうが、フリーの薬剤師は簡単には集まりません。 同じ6年制の学部を卒業して国家試験に合格した医師なら時給\10,000はくだらないでしょう。
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10月~2月までアジルバ100mgを飲んでいた患者さんに、処方変更でオルメテック20mgが処方されています。そのまま調剤し、患者さんにその薬を飲んでもらっても大丈夫と、責任を持ってお伝えできますか? ニザチジン75mgとネキシウム20mgを併用してもいいですか?本当に大丈夫ですか? 薬の知識はネットを見ればわかるでしょう。では薬局で薬剤師から「ネットで調べた知識ですが…」と言われたらどう思いますか。薬に不信感を持った患者さんは、例え医師が処方したものでも薬を飲めなくなります。 処方箋を持って薬局へ行き、薬を渡されました。しかしその薬局には薬剤師が1人もいませんでした。再びその薬局へ行きますか? 仮に工学技術が進歩して処方箋を入れたら薬が出てくる自動販売機がマクドナルドの前に置いてあります。処方箋を入れたら薬と説明書(薬情)が出てきます。その自動販売機を信用できますか? 病院へ行き、病院内で薬をもらいました。ところが家に帰ってみると医師に欲しいと伝えた湿布が出ていません。この時にもう一度病院へ行き医師に同じことを話すのと、薬局で薬剤師から伝えてもらうのでは待ち時間も費用も全く異なります。小さな違いですが、杖をついて精一杯歩く患者さんの負担を減らすことは重要なことです。別例だと患者さんから「あれ?今日は胸やけの薬が欲しいと伝えたのに」と言われたときに処方箋にあるテプレノンでいいのか、新たにパリエットを追加してもらうべきなのか判断できますか? 例えばたった2年専門学校に通って薄い冊子1つを覚えただけで受かる薬剤師国家試験に受かっただけの人間を信用できますか?実際は医師国家試験とは比べ物にならない莫大な薬の知識を身に着けなければなりません。なぜなら医師が処方した医薬品の適性を判断する仕事ですから。 自分が飲む薬なら自動販売機でも構わないかもしれません。しかし自分ではなく、恋人だったり子供だったり、とても大切な人が飲む薬は薬剤師の目を通してほしくなるのが人間です。 やってみてわかることですが、責任を持って、他人に「この薬を飲んでください」と言うのは恐ろしいことです。
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