解決済み
社会福祉士or社会福祉士を本気で目指していて過去問などで勉強されている方に質問です。社会福祉士の国家試験合格率が25~30%というのを初めて知り、結構驚いたのですがなぜこんなに合格率が低いんでしょうか? ネットで調べてみると、対して受かる気もないのに受けている人間が多いため合格率が低くなっている、という感じの記述が多いのですが、試験自体はそれほど難しいものではないのでしょうか? 同じ大学に社会福祉学科があり、その学科の学生は他の学科の生徒よりチャラい率がかなり高めなので国家試験も簡単なんだろうなーとなんとなく思っていたのですが実は難しいのでしょうか? ちなみに 試験科目が19科目(らしい)ということ調べているうちに知りました
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社会福祉士です。 社会福祉士の試験は、医学、心理学、社会学、法学、社会調査、行財政、社会保障、保健医療、などといった幅広さに加えて、福祉に関しても、児童、高齢者、障害者、生活困窮者、ひとり親家庭などといった各世代における制度や法律に関する問題が問われます。いわゆる「広く浅く」問題が出題されます。 また、社会福祉士の試験に限った事ではありませんが、19科目のうち、1科目でも0点の科目があると、総合点が合格点であっても不合格になります。 なので、難しくないと言われれば、決してそんなことはありません。 社会福祉士の試験は受験資格の要件が揃っていないと受けられません、誰でも受けられる試験ではなく、逆に言えばちゃんとその分野を勉強した人だけが受けることのできる試験にも関わらず、合格率が3割を切るというのは、おかしな話ではあります。 これは大学教育というか、そこに問題もあるような気がします。福祉は何かと楽だと思われがちで、あなたのいうようにチャラい人たちも多いです。そんなチャラい人たちも、人並みに単位を取っていくので、受験資格が手に入るわけですね。でも、社会福祉士の受験資格には一定期間の現場実習が必要なので、よりチャラい人はここで挫折します。 でもまあそれは偏見で、どの大学、どの学部にもそういう学生はいますからね。 あとは、福祉系大学を出ていれば、上記の幅広い受験科目を一生懸命勉強するわけですが、通信課程や実務経験を経ての受験だと、全ての科目を網羅できないというのもあると思います。学生だと嫌ってほど勉強できますが、仕事しながらだと難しい部分もありますからね。
試験の難易度に関するネット上の意見は賛否両論。 そりゃそうですよね。 入学試験のように倍率がある試験ではないので、合格基準があり、その合格基準と自分のレベルの間を埋めればよいだけです。 ですが、そのレベルには差があります。 なので、自分が高いレベルだとおもっている方は簡単だと言い、自分が中々受からない、あるいは勉強が頭に入って来ないといった方は難しいという。 それらはどちらが正しいというものではありません。 合格基準は ①150点中60%以上の獲得 ②19科目全てにおいて点数があるもの(つまり0点はだめよ) という基準です。 これも大変さを増幅しています。 保育士のように合格基準を取った科目は免除といったシステムは一切ありません。一年に一度の勝負です。 さらに、午前と午後で約4時間の試験。学生は良いですが、大人はこんな長時間座ったままで集中するなんて精根尽き果ててしまいます。 さて、合格率についてですが、他の方が受かる気の無い受験生について触れて頂いているので、別の角度から。 現在、介護職として働かれている方がさらに上を目指すとき、介護福祉士が一番に浮かぶ方が多いと思いますが、その次は社会福祉士・ケアマネ、看護師・・・となる方がほとんどだと思います。 看護師は待遇等の面から目指そうと頭をよぎりますが、学費や生活費の観点から容易なコースではありません。 社会福祉士・ケアマネは全く介護をしないわけではありませんが、メインの業務は相談職です。 法律の理解が必須です。 ですが、介護職の方は介護の仕方や利用者との接し方、体の機能や疾病の理解はあっても、法関係はあまり勉強していません。 さらに、先駆けてヘルパーに飛び込んだ方は50代以上ということもあり、お子様がいたり、ご両親の介護があったりする中で働かれている中、どんどんと法整備が成され有資格者を作る体制が急激に整えられ、自分たちの後から勉強をして資格を持った若い子たちが入ってくる状況。 そういった年齢から19科目を勉強して、一年に立った一度のチャンスに約4時間かけてパフォーマンスを最大にしなければならない試験です。 決して楽ではありません。 何年も挑戦しやっと合格される方が多いので、合格率が下がっている事も考えられます。 国は認定介護福祉士の設置を考えています。 介護で給料を上げる、あるいは介護の上位資格があれば、そういった方たちの目標も変わってくるかもしれませんね。
社会福祉士の試験は、過去問3年分を繰り返し3回以上解けば合格しますよ。 その程度のレベルです。
現役の受験生ではありませんが、過去に社会福祉士、精神保健福祉士の試験に合格し、取得をしました。 質問者様が推察するとおり、受かる気もないのに受験している人がいるというのは、ある意味的を射ていると思います。 試験は毎年年1回、1月末に行われます。それに対して 受験者は福祉学部の大学4年生と、通信制、養成校の受講生がほとんどです。福祉学部の学生は4年生の時に一般の学生と同じように就職活動をし、内定が出ます。就職する会社が社会福祉士の資格が必須要件の場合は、不合格になると内定が取り消されるので必死に勉強しますが、必須要件ではない業界に就職が決まった場合、内定が決まると、モチベーションが低下します。だから大学は卒業しても試験に不合格という学生はかなり多いようです。 養成校や通信に比べ、現役大学生の方が合格率が低いのはそのためです。 また、近年福祉学部を新設する大学が増えており、その学部の学生が受験をしても合格出来ないケースが増えているようです。 新しい大学は学生を一人でも多く獲得したいという思いから、資格を取得できるということをアピールする大学が増えているようですが、学生の大半が高校からの推薦で入学した学生がどこまで勉強するのか疑問があります。 試験問題は自動車運転免許の○☓試験のように簡単ではありませんが、現役の学生なら過去問を勉強すれば、十分に合格できる時間と学力はあるはずです。 通信制や養成校に通っている人は日中仕事をしている人も多く、勉強する時間は現役学生より少ないですが、試験に落ちたら後がないという思いから、一生懸命勉強するのだと思います。 このように現役のモチベーションの低い学生、資格要件は満たしているけど、勉強する時間が無い人が受験することで全体の合格率が下がるのではと思います。 ちなみに医師国家試験の平均合格率は80%です。 これは試験を受ける人が元々頭がいい人が多いということと 医学部の大学で国家試験の前に学生に模試を受けさせ、合格率に 達成しない学生は強制的に留年をさせるからです。
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