解決済み
生き方について、質問というより相談です。 私はこの3月に大学を卒業したのですが、就活が上手くいかなかったため、現在は実家に戻り、バイトをしながらもう一度就職活動に取り組んでいます。 志望業界は、本(マンガ及び小説)、音楽、写真、ファッションが好きなので、それらに関わる仕事がしたいと思い、現在は出版・広告業界を中心に見ています。 先日、たまたま見つけた写真スタジオのスタッフ(中途採用、契約社員)の求人に応募し面接を受けたところ「知識と人柄は問題ないから、覚悟があるなら6月からおいで」と企業側から言って貰えました。 写真を撮ることは好きなのですが、恥ずかしながらカメラマンとして働くことがあまりイメージ出来ておらず、無理を言って働くかどうかの返事を少し待って頂くことにしました。 決して給料などの待遇(月20万、交通費食費支給、残業代出張手当あり)は悪くはなく、うまくいけば雑誌などの撮影に携われる商業カメラマンという選択肢もあり、魅力的だと思えてきたのですが、将来の不安定さや厳しい下積みを考えると、やはり心配は残ります。 調べたところ、三年間のスタジオ勤務を経たのち、特定のカメラマンの専属アシスタントになるか、どこかの出版社や広告代理店に勤めるもしくはフリーで活動していく、という流れのようですが、そのように上手く次のステップに進める保証はどこにもありません。 しかしただでさえ就職浪人という情けない形で実家に世話になっているので、早く働き出したいというのもあり、非常に迷っています。 人と関わることは好きなので、仕事柄多くの人と接するカメラマンという職業は、コミュニケーションという点では向いていると思います。写真も、レタッチなどそれに付随する技術を含めて、いつかはきちんと身に付けたいと考えていました。 安定を捨て、早期の一人立ちのために新たな世界に飛び込んでみるのか、就職浪人という現実と向き合いながら、難関である出版業界に挑むのか、どちらを選べばいいのでしょうか。
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>恥ずかしながらカメラマンとして働くことがあまりイメージ出来ておらず 他の方がクリエイティブ職に関して「サラリーマンも大勢いる」と仰っていますが、「写真業界のことは正直知りません」とも仰っているので、カメラマン固有のことについて少し言及してみます(Web界隈とは繋がりが薄いので致し方ないこととは思いますが)。 カメラマンが他のクリエイティブ関連の職種と大きく異なる点として、フリーランスの割合が非常に多いという事情があります。他のデザイナーなどもクリエイティブ関連職以外と比べると、フリーランスの割合は多いものとは思うのですが、カメラマンのそれは群を抜いています。 もちろんサラリーマンとしてのカメラマンもいないこともないですが、非常に一握りですし、一握りだからといってフリーランスのほうが劣るかというと、そういうわけでもありません。 大手出版社の写真室や、自社で撮影を請け負っているスタジオであれば、カメラマンを抱えていたりもします。しかしそういったケースは少ないですし、普通はその自社のスタジオで育てたアシスタントをカメラマンに昇格させます。中途採用も出ないこともないですが非常に少ないです。 つまりどういうことかというと、社内のアシスタントからそのままカメラマンに昇格する以外は、フリーランスになるという方向性しかほぼ無いと思ったほうがいいということです。レンタルスタジオに三年間勤めて卒業したり、誰か師匠に数年間付いたあと卒業するような場合、というかそちらのほうが一般的なのですが、皆フリーランスになろうとします。 中途採用に応募しようにも、応募する先自体が非常に限られていますし、非常に離職率の高い評判の悪いところ位しか、滅多に募集を出さなかったりしますから。 また、最大手の出版社の写真部や、自社撮影スタジオであっても、そこでそのままカメラマンになるよりも、フリーランスを目指す方向を選択する若者が多いです。 フリーランスとなったあとは、仕事が軌道に乗ってくれば、スタジオや事務所を構えて、そこにスタッフを配置したりもできますが、それまではマネージメントなども一人でやっていかなくてはならないため、単純な撮影の技術だけでなく、有る程度の事務処理能力も求められます。 実際のお仕事は、写真を売るというより、写真を撮ることを売るといったイメージです。出版社やメーカー、広告代理店などから撮影の依頼が電話なりメールなりで入ってきて、スケジュール調整をしたうえで、ロケ先やスタジオなどに赴きます。 >決して給料などの待遇(月20万、交通費食費支給、残業代出張手当あり)は悪くはなく、 確かにアシスタントとしては良すぎるほどの条件ですね。普通はコンビニのアルバイト程度の賃金と同程度だったりもしますから、余程良いスタジオで相当貴方の人柄なり何かを買われたのではないでしょうか。 普通は四年制の写真学科でも出ていないかぎり、アシスタントでこの条件というのはまずないです。それだけ人手不足ということか。 >将来の不安定さや厳しい下積みを考えると、やはり心配は残ります。 >そのように上手く次のステップに進める保証はどこにもありません。 そういった不安や心配は、カメラマンを目指す以上はつきものだと思ってください。 リスクがあっても、それでもなりたいと思う人がなるようなお仕事です。 やはり不安なまま日々を過ごすのは嫌だということなら、他の営業職や事務職になったほうが良いと思います。 >安定を捨て、早期の一人立ちのために新たな世界に飛び込んでみるのか、就職浪人という現実と向き合いながら、難関である出版業界に挑むのか、どちらを選べばいいのでしょうか。 これは人に聞いても仕方が無い、貴方自身で判断するしかないことではないでしょうか。 出版社の編集者(編プロではなく)になれれば、平日は身動きが殆どとれないほど忙しいところが、大手であっても多いですが、収入は大手なら非常に安定していますし、土日はしっかり確保されているところが多いですよ。 フリーのカメラマンになったら、平日はひたすら撮影、土日もレタッチや事務処理、また平日に撮りきれなかったぶんの撮影や再撮など、とにかく余裕がなくなって身体を壊しがちです。 ただ、うまく軌道に乗せれば年収数千万など、伸びしろはあるお仕事だと思います。そうなれるのは一握りではありますが。
やってみて・・・チャレンジした後悔はどんどん薄れ小さくなるが やらないまま・・・あきらめてしまった後悔はどんどん大きくなっていく。
フリーの編集者兼ライターです。 以前は某有名誌の編集をしていた時期もあり、多くのカメラマンと付き合いがあります。 まず、カメラマンとして独立する際、ネックとなるのは機材ですね。プロとしてやっていくのであれば相応の機材を揃える必要があり、独立するまでにどの程度揃えられるかが重要です。 特に広告系だと小さな仕事でも機材が不十分で対応できなかったり、レンタル機材で対応して結果的に赤字だった、なんてケースもあります。 あまり軽々しいことは言えませんが、興味があるならやってみるのもいいのでは? 私も軽い気持ちに今の仕事を始めましたし、熱意やヤル気などは後付けでも構わないと思いますよ。 以上、参考にしていただければ幸いです。
私はWebデザイナーをしている、という点もあっての発言ですが少し羨ましいです。私なら、行きます。 写真業界のことは正直知りません。でも、多くの方が誤解しているのは「創作=個人事業主(フリーランス)」というイメージで語ります。しかし、才能のある人が作った制作会社の人員、もしくはデザイン業務を内省化するために雇われた人員などのサラリーマンも大勢います。 例えば、意識したことはないかもしれませんが、ホテルの宴会部の人員として勤務するカメラマンがいます。結婚など、セレモニー系のイベントがありますので、ホテルによってはお抱えのカメラマンを雇うケースがあります。 また、カメラを扱えるというスキルが重宝されるケースも当然あるでしょう。因みに私もカメラが好きで、カメラマン兼デザイナーとしクライアントの所に取材に行く。アルバイトですがフォトスタジオでレタッチャーとして勤務した経験から画像加工が得意になった。など、本業に役立つ場面もよくあります。 現在の私はIT系の会社でデザイナーとして勤務しているOLですが、カメラを扱えるWebデザイナーが理想という状況だったので採用したそうです。 後、好きなことを仕事にできるというのは気持ちいいですよ。また私の話になりますが、残業で遅くなり22時過ぎに会社を出るなんてこともあるのですが、「楽しかった」という気持ちで家に帰れます。 私ならWeb制作になりますが、好きなことを仕事にしたため楽しさだけを追求できず、割りきって妥協することもあります。でも、仕事だから好きなことの腕が趣味の次元を越えたという満足感もあります。 こういうことを考えると、幸せな生活ができていると思います。
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