ずっと手描き製図でメシを食ってきた女性の作業を拝見させて もらった経験があります。 ほれぼれするできで教官も感心して敬語で語り掛け来賓扱い でした。 気がついたのは ・描く部分以外は全て紙で覆って汚れ防止、周囲からは 何を描いているのかサッパリわからない。 ・補助線は極めて薄く、エンピツはぶら下げて描くぐらいの タッチ ・実線は細く強くクッキリと ・何より「何を描くか」「どの線をどの順番で」といった段取り が頭に叩き込まれているのでムダ、手直しがない。 ちょうど有名な彫刻家の逸話が思い出されます。 なぜ、素晴らしい作品が彫れるのかという質問に、彼は 「私は単純に素材に埋め込まれた仏さまを取り出しているだけです。」 彼女も白い用紙の中に埋め込まれている物体の線を浮き出させて いるのかもしれません。 ・・・・ただし、彼女はCADで手描きが圧迫されリストラ されてCADを学んでいました。手描きが褒められるのは苦痛 だったかもしれません。 kitashirotomさんが、うまくなりたい理由はわかりませんが、 学生さんだとしたら、実際の仕事の現場はCADばかりで 手描きの美しさはあまり評価されないと思いますよ。 さらに、ずっとCADでメシを食ってきた女性が、モノを知らない ためリストラされ、奮起してモノを学んでいたケースもあります。 手描きの美しさを追求するパワーをCADの修得やモノの理解に 費やすのも一考かもしれません。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る