防火管理者について防火管理者をとろうと思っているんですが甲種防火管理者と防災管理者はおんなじ講習を受ければもらえるとわか…

Question

防火管理者について防火管理者をとろうと思っているんですが甲種防火管理者と防災管理者はおんなじ講習を受ければもらえるとわかりました。しかし乙種防火管理者はまた違う講習を受けるそうなんですが、甲種防火管理者と乙種防火管理者の違いが調べたのですがよくわかりません。
甲種防火管理者をもっていれば乙種防火管理者も含まれているということなのですか？
わかりやすくどなたか教えてください。よろしくおねがいします。

Answer 1

①甲種防火管理者と乙種防火管理者の違い
→防火管理者として選任される「対象建築物の規模・種類」で違ってきます。

甲種防火管理者は、比較的大きな防火対象物や火災発生時に人命への被害大と考えられる福祉施設の防火管理者となれます。
具体的には、以下の建物です。
↓
・不特定の人が出入りする建物（映画館・病院・複合商業ビルなどの特定防火対象物）で、収容人員が30人以上、かつ延べ床面積が300平方メートル以上
・特定の人が出入りする建物で、収容人員が50人以上、かつ延べ床面積が500平方メートル以上
・特別養護老人ホーム・グループホーム・障害者支援施設などの福祉施設（特定防火対象物のうち6項ロの区分に該当する施設）で、延べ床面積に関係なく収容人員が10人以上

乙種防火管理者は、それ以外の建物の防火管理者になれます。

②資格取得について
→講習会で防火管理者取得する場合、甲種を取得した者は乙種資格も含んでいるため、それとは別にわざわざ乙種を取得する必要はありません。(反対に、乙種しか取得していない場合は、新たに甲種防火管理者講習を受講しなければ甲種資格は取得できません。)