MR(医薬情報担当者)の人に質問です。 私の知り合いが最近MSとして働いておりどんなことがあったのかよく聞くのです…

Question

MR(医薬情報担当者)の人に質問です。

私の知り合いが最近MSとして働いておりどんなことがあったのかよく聞くのですが、

昼食はMRの人が医者とMSの分のご飯を奢ってくれたり、MRの人と飲み会では食事代とタクシーチケットを貰います。
そのときのタクシーチケットを見たときにメーカーの名前が書いてありました。
2012年に医療用医薬品製造業公正競争規約が制定され接待は禁止されていると思うのですが今だに接待は続いてるのでしょうか？
さらにこの接待のお金はメーカーが払っているので薬の価格にこの接待にかかったお金が入っているのでしょうか？

回答の方宜しくお願いします。

Answer 1

接待じゃなくてもタクシーチケットや食事代は出ます。
ちょっとした会合の会場までのタクシーチケットや弁当代は製薬会社持ちというのはよくあります。薬の説明会でお弁当が付くなんてこともあり、この時はMSさんも薬の説明を聞きながらお弁当をもらえる場合もあります。
ただし、昔と違い、弁当代は2000−3000円以下となっており、会合に出席した人のサインが要ります。
これらの会合の後、自腹で飲みに行ったりしてもタクシーチケットは使えますので・・・

薬の価格は、厚生労働省が薬価として定めます。これらは、同種同効薬を基準に新薬創出加算や適応外薬解消等促進加算のあるなしで決められます。
接待があろうとなかろうと薬の価格はかわりません。
最近の医療情勢では、独占的な薬(これでないと治らない、しかも治癒率は高い)というものでないかぎり、高いものは売れません。ですので、薬の値段は出来るだけ安いもののほうがMRは喜びます。売りやすいですからね。