解決済み
配管の規格について質問です。配管の呼び径はA呼称とB呼称があり、それぞれミリ、インチでわかれているのは調べてわかりました。 ですが、実際に私の職場にある配管を見てみると、どこにもAやBといったアルファベットの表記はありません。 例えば実際に職場にある配管の1つで言うと「SUS304TP-A 216.3×6.5×4000」という文字が表記されているだけで、どこにもAやBがありません。これは一体どう見れば呼び径がわかるのでしょうか? あともう1つ、配管の肉厚はスケジュール番号方式というもので管理されており、配管の呼び径とスケジュール番号がわかれば肉厚がわかるのということまでは調べてわかりました。 ですが、そのスケジュール番号とやらは一体どこに表記されているのですか?設置済みの配管の肉厚を調べるにはどうすれば良いのでしょうか? ど素人で無駄に長い文章でわかりにくいとは思いますが、上記2点について知りたいので皆さんよろしくお願いします。
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設計士です。 SUS304TP-AはJIS(日本工業規格)の記号(規格)ですから 自ずとAサイズになります。ここにある6.5が厚みになります。200Aの6.5mm厚みsですからこれも自ずとsch20 になります。規格表で確認してください。(TP-A)のAは電縫管(平板をまいて溶接により成形した配管を示します。これもJIS規格です。Bという規格はインチを「基準とした海外の規格でして ANSI(アメリカ規格)でつかわれています。その名残でJIS25Aを1インチ(1B) JIS200Aを8インチ(8B) と一般的に”口称”として使っています。(我々の業界)ですから厳密にA=Bではない事をしっておいてください。25AのJIS口径は34mmですから インチ25.4mmとは実際違いますよね?
例えば白ガス管でお馴染みのJIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管では、検査に合格した管に表示すべき事項が決まっており、種類・製造方法・寸法・製造者となっています。この時の寸法は呼び径で表す(つまりA呼び径)と決まっています。 ところが、JIS G 3459 配管用ステンレス鋼管では、種類・製造方法・寸法・製造者・他を表示すると定められていますが、この時の寸法は、呼び径及び呼び厚さ、外径及び厚さ、又は呼び径及び厚さとなっています。 つまり、お話の配管用ステンレス鋼管は、呼び径を表示せずに外径×厚さ表示でも工業規格上問題ない、ということなのです。 外径×厚さ表示となっている管の呼び径や厚みに該当するsch番号が知りたいときは、規格を覚えるか素直に規格表と照らし合わせましょう。
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