解決済み
中学校教師の勤務先?配属地域?はどのようにして決まっているのですか? 6年ごとに学校が変わると言いますが、それは市内で転勤している感じがするのですがどうなのでしょう? 文章が分かりにくいと思いますが、よろしくお願いします。
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人事異動の基本的なな流れは以下のようです。 各学校で校長は、12月中旬に、その学校の職員に異動についての希望調査をします。 校長はそれをまとめて、校長の意見書をつけて教育委員会へ1月初めに提出します。 教育委員会は、それらを集約して、3月の人事異動を行います。 ほとんどの都道府県では、よほどの事情が無い限り1年2年では動かしません。 3年目から異動の対象になります。 5年か6年かは決まっていません。人によっては10年ほどいる人もいます。 その学校の事情。その地区(市町村や都道府県)の事情によって違います。 また、教科の配置でも違います。 中学高校は、主要教科は教員は沢山いますが、技能教科(美,体、音、技家)は教員が少ないので、異動のサイクルも違ってきます。 また単純交換はしません。音楽のA先生とB先生をその学校間で入れ替えた、と言う方法です。これはしません。 そうなれば、1人を動かせば必ず3人以上が動きます。 最近は、生徒数が減ってきているので、異動の範囲もだんだん広がってきていますね。小さな県では、交通の事情にもよりますが、前県の範囲での異動もありますね。 6年も一つの学校にいると、ほとんど異動の対象になるのでしょう。
先ず、政令指定都市については、独自の人事を行ないます。 県の教育委員会とは、無関係です。 一方、県の教育委員会では、地域を分割して、その中で人事異動を行ないます。 県の南部に居住している先生を、県の北部に通勤させるわけにはいかないからです、 そんなことをしたら、通勤時間が片道5時間もかかる先生が出てきます。 そんな非人情なことは、普通はありません。 ただ、過去に、一度だけ、非人情な人事異動が行なわれたことがあります。 それは、ある先生が、ある学校の廃校について、新聞読書欄に教育委員会批判を投稿したことがあったときです。 この時は、この造反先生は、通勤困難な県の最北部の僻地校に飛ばされました。 報復人事です。 しかし、こんなことは、滅多にはありません。
都道府県によって異動システムはまったく異なります。 多くは、都道府県の公務員か、市の公務員(政令指定都市)のどちらかです。 後者であれば、その市に採用されるわけだから、その市の外に出ることはありません。 都道府県の場合は、多くはエリアごとの教育事務所にわけられていて、その教育事務所管内で異動することになるでしょう。教育事務所は、いくつかの市町村を抱えているので、そのエリア内で異動することになります。 また離島や僻地がある都道府県の場合は、また違った異動システムがあったりします。 勤務先は、いろいろな条件で決まると思います。まず、学校単位で法律で決められた必要な人数の教師が決まります。そのなかで各教科の教師が何人必要か、校長が決定します。生徒数によってクラス数が決まります。そうすれば、最低限必要な教科の教師の数がきまるわけです。年齢層、男女比などバランスがとれた構成になるように教師を配置します。 今までいた教師の中でも2年生担任は動かさないようにしようとか、生徒指導の先生は異動したら困るとか、いろいろな条件を校長はつけることができます。 そのバランスの中で異動は決まって行きます。
都道府県によって地区の分け方がさまざまですのでそれぞれ違うとおもいます。ただ自分の家を建てるとその地域が本拠地になることがあります。
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