資格を取ることと、図書館学や図書館情報学について学ぶことはイコールではありません。 司書資格を取得して変わることと言えば、著作権法31条に基づくコピーのチェックや他の図書館への転職の時ぐらいでしょう。 スキルや知識という意味では、公立図書館で直接役立つものもあれば、そうでは無いものもあります。 例えば、プログラミングができても、公共図書館で日常的に書く人は殆どいません。 法律や制度も公共図書館とも深くかかわりますが、非常勤という立場で仕事に直結しない可能性が高いです。 非常勤として働く上で使えるのは、直接サービス関連でしょうかね。 質問者さんは、 >NDCや資料の検索などはだいたい出来ます。 と書いていらっしゃいますが、NDCの9版と10版の違いは押さえていますか?NDCを自分で取れる程度に理解できてますか? 自館の蔵書検索では無く、他のデータベースや検索エンジンはきちんと使えますか?ググるぐらいは誰でもできます。その先の探し方は分かりますか? 少なくとも、この程度の事は分類や情報検索のテキストなどに書いてあり、独学できる範囲です。 他にも、児童サービス論のテキストを開けば、子どもの本の選定や対象年齢や気を付ける事なども書いてあります。大学で専門に学ぶなら周辺領域(例えば子どもの発達など)も学ぶことになります。 図書館の危機管理もテキストが出ています。災害時や防犯からクレーム対応まで載っています。 ご興味があれば、日本図書館協会のテキストシリーズや図書館実践シリーズ辺りから一通り読まれてはいかがでしょう?
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