使用人等のシステムについて質問です。 執事物の女性向けアプリを広告で見かけました。５人の執事、誰を選ぶ？というよう…

Question

使用人等のシステムについて質問です。

執事物の女性向けアプリを広告で見かけました。５人の執事、誰を選ぶ？というようなものなのですが、自分の記憶では『執事は家に一人だけ』です。
アプリの仕様ですので、何かいちゃもんをつけようという訳ではないのですが、果たしてそれが正しいのか否か、気になって夜しか眠れません。

おそらく『アルプスの少女ハイジ』で執事がロッテンマイヤーだけなのと、『謎解きはディナーのあとで』で執事の役職を交代していた印象が強いので、執事は家に一人だけ、ということになっているのだと思います。

これら使用人等のシステムにお詳しい方、どうかよろしくお願いいたします。

Answer 1

王族などでなくても、複数の執事を雇用することは可能ですし、ありますよ。

【従来のイギリス式】と【現代執事】の違いです。

従来の19世紀などの執事を見れば、１邸宅＝１執事です。
男性の使用人のトップが執事という立場ですから、1人以外いたら大変になりますね。
ただし、王族は昔から複数います。「執事部門」と呼ばれるほど、部門が存在しています。

現代は昔とは異なり、今では女性も執事になる世の中ですし、いろいろと発展すると仕事が合体したり消えたりします（電気のあるなし、など）。

複数雇用されている場合は「執事長」や「ハウスマネージャー」などがおり、このポジションがトップです。執事長の補佐をする人を「アシスタント・バットラー」などと呼び、もっといればただ「執事」と呼ばれることもあります。
現代では執事以外の呼び名がありますので、役割は執事でも「マネージャー」と呼ばれることがありますね。

なお、中東など大富豪が多い国では、1邸宅に複数の執事がいることはなんら珍しいことではありません。執事は1人雇用するだけでも年間1千万は軽く超えます（給与以外に車や衣食住を与えるので）。ゆえに、複数も雇えないのが現実。

ほとんど一人ですよ、それ以上雇う必要がありませんから。
執事一人にかけるお金で、（国にもよりますが）メイド20人ぐらいは余裕で雇えますからね。中東なら執事一人＝メイド100人ぐらい雇えます。