解決済み
出版社(の編集者)と編プロの仕事内容について。 初めまして。上記の2つについて違いが分からなかったので質問させていただきました。 私は将来の転職先で出版社の編集業を視野に入れています。 調べていくうちに編集プロダクションというものを知りました。 出版社の下請けで仕事内容が変わらないとあったのですが、具体的にどのような仕事が同じ又は違うのでしょうか? どちらも、作家のスケジュール管理をし(漫画の場合?ネームのチェック)入稿…その他諸々、漫画を作るにあたっての仕事は同じなのでしょうか? また、私は文芸か漫画本の編集を目指しているのですが、編プロは全てのジャンルの仕事をあつかっているのでしょうか? どなたか、知っていることがあれば少しでもいいので宜しくお願いします。
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編プロ出身で、今はフリーの編集者兼ライターです。 某有名誌の編集者をしていた時期もあります。 正直、漫画編集を請け負っている編プロは少ないです。全出版物に占める漫画の割合が少ないこと、発行元の多くが大手出版社であることが影響しています。 相談者さんは漫画編集者を目指しているとのことですが、それなら漫画を発行している出版社への入社が一番いいかと。 ただし、難関をくぐり抜けて入社できても漫画編集者になれる確率は決して高くはありませんのでご注意を。 大手出版社の場合、編集者が10人いたとして入社後10年以内に漫画編集に配属されるのは多くても3人程度です。それも在籍期間は3~5年程度で、その後は漫画以外の編集部に異動になるケースが多いです。 なぜなら漫画を発行するような出版社は規模が大きく、あらゆるジャンルの雑誌・書籍を扱っていること、会社があらゆる出版物に対応できる人材を育成しようとするからです。 配属先の希望を出すことはできますが、実際それが反映されることは少ないです。 とりあえず、希望は漫画編集でも先ほど触れましたが、雑誌・書籍などあらゆる出版物の編集業務を対応できることが編集者の必須条件なので。 以上、将来を考えるうえでの参考にしていただければ幸いです。
編集プロダクション勤務のものです。弊社では漫画本の編集は行っていません。漫画の場合、大手出版社の完全子会社のような編集プロダクションが存在し、そこが一手に引き受けているので、よそには滅多におりてきません。どうしても漫画本がよいのであれば、そこの編集プロダクションを狙うのがよいかと思います。 編集プロダクションはそもそも出版社の下請けですので、仕事がくればどんなジャンルの仕事もやります。編プロにも得意不得意がありますので、来た仕事は全部なんでも受けるわけではありませんが、仕事を選り好みできる立場にはありません。旅行雑誌の企画案件10Pを担当する傍ら、医学書を読みあさって医療関係の雑誌の原稿を作ったり、ラーメン店を紹介するガイドブックの進行管理をしながら、会社パンフレットを作成する…みたいな、それこそ「いろんなジャンルの仕事」をやってます。もちろん取説専門の編プロさんや、翻訳本専門の編プロさんなど、専門分野に特化して勝ち残ってるところもありますので、配属先によって異なるとしかいいようがないですね。単独受注してた媒体そのものが廃刊になることも、珍しくないですから。 編集プロダクションでは、大手さんのご要望に合わせて、企画→取材先の選定→取材折衝→モデルの手配、カメラマンの手配→取材、原稿執筆→デザイン・組版→校正→入稿→印刷手配 までやります。私は他を知らないので分かりませんが、弊社と取引のある編集プロダクションの編集さんは「編集兼ライター」という方が多いです。編集だけ担当してライターは外注という編プロさんもありますが、編集がライターもやった方が早いですので、「文章書くのが嫌い」という人はうちの会社はとりません。 大手出版社にめでたく採用されようが、編集プロダクションに採用されようが、「自分が目指している案件の仕事しかやらなくていい」なんてことにはなりません。全く興味のない分野の雑誌配属になることもありますし、大手出版社の場合はそもそも編集部配属にならないかもしれません。
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