解決済み
元理学療法士です。 私も統合した方がいいと考えたことはあります。 先の回答者さんの回答で統合できないことは納得できるのですが… 外から見たらリハビリは似たようなものです。相変わらず理学と作業の違いは浸透してないし、そもそもリハビリ自体にまだ明確なエビデンスはありません。 やらないよりはやったほうがいいくらいのエビデンスはありますが、少なくとも◯◯治療法とか◯◯法といったものは治療効果が証明されていません。 そんな中で各々が専門性を主張しても、自分たちのマスターベーションなんじゃないの?と思ってしまいます。 まあ法律上の問題もあるし、統合は難しいかと思いますが、統合しても大丈夫なくらい専門性を確立できてないと思いますね。
いくつか問題があります 統合するためには法律自体を改正する必要があります また、それぞれの各療法士は専門領域が確実に異なっています その為、技術体系が異なります 理学療法士:基本的動作能力の向上、身体障害の機能回復・維持 作業療法士:応用的動作能力の向上、精神機能を含む「人」としての機能回復・維持 言語聴覚士:口腔機能の向上・ケア です これらを統合した上で、何年単位の教育課程が必要になるかは定かではありませんが 理学療法士・作業療法士だけですらが単体で6年制にしてはどうかという議論がなされています そうなると基礎課程が2年程度にしても大学入学から10年制の大学になることは予想に難くないでしょう 一応議論として上がっていたものの中に、高度リハビリテーション専門士というものがあります これは臨床経験5年以上のセラピストが対象で2年程度の講習会、単位取得に伴って、国家資格は理学療法士だけれども、臨床上の仕事内容は作業療法士・言語聴覚士まで保険申請を許可しよう。というものです。 ただ、未だにその話が理学療法士協会や作業療法士協会のレベルで出てこない点を考えると難しいと思います。 また、現在理学療法士、作業療法士、言語聴覚士はその創設時よりも対象疾病、傷害が明らかに増加しており、学校教育のみであってもそれらに対応することは難しく、結局のところ広く浅く、専門的な勉強をする為の基礎の基礎(専門書を読んで話が分かる程度)の授業過程しか組めておりません。これは3年制の専門学校でも4年制の大学でも一緒です。 等等、統合しづらい。できない理由は多岐にわたり存在します。 リハビリテーションの統合職として一旦、各専門職として臨床経験を経て、高度リハビリテーション専門士になる。等には期待がもてますが、それすらなかなか難しいでしょう
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