解決済み
薬剤師は6年の勉強と学費(私立)に対しコスパ悪いですか?今は薬局の数が多く飽和状態にはなっていなくても、今後医療費削減で薬局の数が減ることはあるのか? その場合やはり就職は厳しくなるのか? また薬剤師の今の平均年収と、今後年収は減少していくのかについて教えて下さい。 私立の薬学部を目指していましたが、迷っています。回答是非お願いします。
3,619閲覧
1人がこの質問に共感しました
どうしても年収に目が行ってしまいがちなのですが、医療職を考えるときはコスパだけでは語れない面があります。 正直なところ医師ですら様々なリスクを抱えて激務で私大の学費を考えたらコスパが悪いという人もいます。 薬剤師に関してはコスパで言うならばケースバイケースです。 一から学費を自分で工面したり全て借金で学費を賄う場合はコスパは悪いですし一から学費を工面しているうちに留年してしまいます。 逆に国立の薬学部であったり上位中堅私大でご実家から支援があるのなら、やる気があるならば目指しても良いかと思います。 やる気があるならばというのは薬剤師の免許取得が難しいからです。ある程度勉強し続けていないと留年してしまいますし国家試験の合格率も下降気味です。 毎年みていると何となくとか医学部に未練あるけど諦めてという人はどこかでやる気をなくしてしまい結局薬剤師になれずに去っていきます。残るのは払ってしまった学費だけ。 これは一番コスパ悪いです。 やはり薬剤師になりたい!!とか薬剤師に遣り甲斐を見いだしてる人は強いですね。 薬局の数に関してですが、まあ薬学部出身者の就職先は薬局だけではないので薬局が嫌なら病院なり製薬企業という道もあるというのはまず前提として書いておきます。中堅私大でも製薬企業に毎年何人も入っているのでそういう道を選ばれてもいいのかもしれません。勉強が必要ですが公務員もあります。 薬局の数を減らしても医療費は減りません。薬局に払う保険のお金を減らせば医療費が減ります。 薬局に払うお金が減った結果経営ができなくなった薬局が減るのです。 薬局と一くくりにしますが薬局にも色々あります。薬局は個人薬局と大手薬局に分けられます。 一番にイメージできるのは個人薬局だと思います。個人商店の形の薬局ですね。大手薬局は大手の会社が経営している薬局です。東証一部上場の薬局も沢山あります。ドラッグストアの中の薬局も含みます。 医療費を減らすと言っても薬局自体は一定数必要です。薬局自体無くしてしまうと言う国は先進国ではあり得ません。 国としては調剤だけではなくて調剤併設ドラッグストア型の薬局に転換させたいようです。 その流れについていけてない薬局は厳しいかも知れませんが薬局自体はなくなることは無いので仕事がなくなることは無いかと思います。 最近の薬学生の動向をみていると三分の一が製薬や治験や卸などその他、三分の二が病院や薬局ドラッグなど免許を使う感じの仕事。 免許を使う感じの仕事の割合のうち病院と薬局ドラッグは半々位ですかね。 大体皆さんすんなり希望している職種に収まっている印象です。薬局に関して言えば大手薬局ドラッグ志向が強いかなという印象です。 また働きやすさでは薬剤師は良いと思います。薬局ですが大手薬局、特に一部上場薬局ドラッグに関しては福利厚生などはしっかりしていますし、女性も多いので出産育児制度も充実している所が多いです。研修制度も充実しているので基礎的な所であれば心配はいりません。 専門的に特化した研修(在宅、臨床系研究など)はやる気のある個人薬局が強い感じですが。 薬剤師の給料に関してはどうなんでしょうか。可もなく不可もなくという感じです。 薬学部で一番良いと噂されるのが製薬企業です。というか国内で雇われ社員でいるならば製薬企業以上の待遇を出せる会社はごく一部の金融とかITとか位しか無いんでは無いかと… 次に良いのが大手のドラッグや調剤ですかね。一般的に昇給が無いと言われますが、平の薬剤師でいる以上は一般企業の平社員ですので昇給はないです。昇給するためには出世が必要です。薬局長や店長、本部スタッフに上がればそれなりに昇給はしていきます。男性はもちろん女性でもステップアップ、キャリアアップを目指してみるのも一つの社会人としての生き方です。 病院に関しては色々まちまちですね。 大学病院とかだと昇給が良かったりという話はありますし経営が厳しい病院は薄給だったり。 病院はやり甲斐を求めていく人が多いです。 あと開業という方向もあります。東証一部上場薬局も昔は個人薬局から始めた所が沢山です。 長々と書いてきましたが、正直コ・ス・パと言ってもケースバイケースなのでなんとも言えません。 少なくとも薬学部の勉強や薬剤師にときめきを感じないのであれば、留年するリスクもあるのでコ・ス・パは悪いと思います。
なるほど:2
>薬剤師は6年の勉強と学費(私立)に対しコスパ悪いですか? 地の頭のレベルによる。 偏差値70で薬剤師・・・コスパ悪っっ!正気?!正気?!なの?! 偏差値60で薬剤師・・・コスパ悪っ!!同じ偏差値で入れる学部でもっと稼げる業種いくらでもあるよ! 偏差値55で薬剤師・・・んーーー・・・薬剤師でいいの?昇給無いよ? 偏差値50以下で薬剤師・・・国家試験受かるかが疑問だけど、レッツチャレンジ!受かったらいいね^^b >今は薬局の数が多く飽和状態にはなっていなくても、今後医療費削減で薬局の数が減ることはあるのか? 減らす方向ですよ。 一定数の薬局数確保は達成したので調剤報酬は絶賛減額中です。 >その場合やはり就職は厳しくなるのか? 薬局志望なら、薬局数は減るんだから就職難になるのは当たり前。 ドラッグストアの出店ラッシュだった時期に低偏差値の学生だった人が、登録販売者制度が開始して死んだ時期もありましたし、徐々に厳しくはなってきてますよ。
なるほど:3
4年私学卒の薬剤師です。 6年制になって圧倒的に中堅以下の私学は学生の質が落ちています。 理由は簡単で国立に行くには学力が微妙、私学で6年通う財力はない。 という点で今まで4年制の頃に流れていた中堅の学生が減ったと思われます。 その反面入学時点から学生駐車場には高級車が並ぶことが多くなりました(察してください) おそらく私も6年制だったら薬学部ではなく、リハビリ系を目指していたと思います(志がなくてすみません。。。) 私学なので学生の確保も大事ゆえに、薬学部の増加そして6年制になってからは農業高校や商業高校、工業高校から現役で入学する学生も多数いて、大学の教諭陣はどのレベルから教えていいかすらわからないといった状況もあるくらいです。 実際、薬剤師国家試験の受験者数と合格率を見ればおわかりになると思いますが、受験者数は増えているのに合格者数は変わっていません。4年制で国試落ちた組も6年制仕様の国試で受けて受かっていたりするとこを見ると問題数は増えましたが、難易度的にはどうなんだろう?とも思います。 あと6年制になって私学では多い卒業延期・留年は余計に増えています。 ですので私は薬剤師の飽和状態など一生くることなどないとは思っています。 現状地方は圧倒的に薬剤師は足りていません。 選ばなければ就職など腐るほどあります。 薬剤師の悪いところで、いつしか謙虚さはなくなり給料が給料が言っている薬剤師が多いのは本当に残念なことです。 薬局数は減ってくるのではないかと予想はしています。 大病院の前に薬局がいくつも並んでいる姿は正直違和感すら覚えます。 薬局は減っていき、1つの薬局の人数がもっと増えればいいのにというのは私の希望ですw 年収については初任給こそ確かにいいですが、それからの劇的なアップ早々見込めないかもしれません。開業したら別だと思いますが。。。 すみません、長くなりましたが、6年できっちり薬剤師になれればいいですが、そうでなければやっぱりコスパは良くないと思っています。
なるほど:1
私は歯科医師なんですが親戚に薬剤師は何人かいます。 医療費はこれからもっと下げられるので年収自体は下降傾向でしょう。これは医療職全般にいえることで、医師でさえ年収が減っています。だって税金の医療への投入額が医療需要より減るんだもの。 薬剤師はやりがいのある仕事だとは思いますが、私立の薬学部に行った場合(大学によりますが)果たして6年間でストレートに国家試験を合格する人がどれぐらいいるか?患者さんで何人か私立の薬学部に行ってますが、夏休みは1週間ぐらいしかないし、留年は半端ないです。まあそれぐらい勉強しないと国家試験に合格しないってことですが。 面白い記事を見たので参考に http://irorio.jp/agatasei/20150401/217820/ 私立の薬学部に行くなら国試の合格率が高く、留年率の低いところへ。国公立は国試合格率が低いですけど研究職なんかに就職が決まって薬剤師資格なんて必要ない人が受けているので。
なるほど:2
< 質問に関する求人 >
薬剤師(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る