解決済み
外航海運の船員になりたいと思っています。 私は現在私立文系の大学生なのですが、海運、その中でも外航海運の船員になりたいと思っています。とあるイベントなどで船主協会や海員組合の方と話したり、実際にターミナルやコンテナ船、PCCなどの見学もしたりして船員の方々と直に接してきました。 ですが、私は海洋大や商船大みたいな専門でやっておらず、 一般大の私でも今から船員になれるのは三大海運会社の自社養成コースだけだと知りました。 TOEICはボロボロ、留学してたわけでもないので、当然英語は高めたいと考えています。 それに加えてやっておいたらプラスになることはありますか? 海技士試験N3の筆記も取得しておこうかとは考えていますが・・・ もう一つ 航海士、機関士という職種がありますが、それぞれの違いであったりこういう特徴があるみたいなものはありますか? 私自身、昔機関士だった祖父の話だったり、連れられて飛鳥や日本丸に乗ったりして海や船が大好きです。友達と離島へ船でキャンプしに行くことが趣味にもなっています。そういった中で航海士にあこがれていろいろ調べたり、船員と話してきたりしましたが ・航海士も機関士も仕事自体の違いはあるけど、巨大な船を動かしていくためには20数名のクルー全員の力を合わせてチームで取り組んでいる ・どちらの方が優れているということもないし、ましてや航海士だけが船を動かしているわけではない ・船員は海が好き、船が好きな人は多くそういうことがルーツになっているけど、海が好き→航海士という理由とは直接的でない。 と感じました。 機関士は機械が好きということで一つ志望動機足り得ると思うのですが、「航海士の志望動機」という点はなかなか難しいと思っています。面接とかで「航海士はカッコイイと思いました!」と言っても「機関士はダメなんだ」とか思うでしょうし、「航海士はブリッジに立って船を動かせるから良いです!」と言っても「機関士はエンジンや設備のメンテナンスをするし、我々がいないと船は動かないぞ」と思うかもしれません(私はそう思います。) その辺り、実際に船員である人や航海士である方、目指している方などの意見や考えをぜひ教えて欲しいです。
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私は商船系の大学校に通っているものです。 確かにそちらさんが言われるように、この船員の世界には自社養成枠があり、私の大学校に、よく自社養成の学生(東大、京大、早稲田、慶応など)が来ます。 そこでは、三級海技士の取得を目指して学校に来られます。 そのため、三級海技士の筆記試験をわざわざ採用前に取る必要はありません。 自社養成に合格してから、二級、一級の筆記を勉強するのがごく普通の進路です! ほぼ独学で海技士の筆記試験を取るのは大変ですが、よく自社養成の学生が、苦労して、毎日のように勉強されている光景を私もよく見ます笑 自社養成を行っているのは、大手数社のみなので、その大手に入るためには、何か特別な課外活動(例えば人に自慢できるようなボランティア活動や、ボーイスカウトなど)や、スポーツ(部活動、全国大会の出場経験、元日本代表など)の経験者が全体的に毎年多いので、それなりのレベルじゃないと、入社できない、という事はまず頭に置いて頂きたいと思います。 もしそれが不可能であれば、ぶっちゃけ、船専門に通われた方が、確実です。 〇航海士と機関士について 航海士と機関士の違いは、なかなか一般人には難しいかなと思います。 まず航海士は、なんといっても、あの大きな船を自分の手で操船でき、そして、海でしか見ることの出来ない幻想的な絶景を見れることが醍醐味だと思っています。 確かに、エンジンがなくては船は動きませんが、かと言ってエンジンがあっても、航海士が居なければ、あんな大きな船の安全運航は確保できません。船の安全運航を確保するためには、気象海象などの天気、海上交通法規、無線通信機器、レーダー、GPSなどの航海計器の知識など幅広い知識が求められます。 まるで建造物のような大型船の安全運航を維持するのが航海士と言えるでしょう! 機関士については、やはりなんと言っても他の乗り物では有り得ないサイズのエンジン(3,4,5階立てほどの大きさ)のメンテナンス、運用が出来ることが醍醐味だと私は思います。 また船舶の機関士は、エンジンだけでなく、補機(発電機、ポンプ、燃料加熱器、造水器、ボイラーなど)も扱いますし、扱うだけでなく、自分でメンテナンスもしないといけないので、幅広い知識が求められます。そこが、他の機関士とは違うところであり、魅力的なところであります。 航海士と機関士について、軽く説明致しましたが、おそらく志望動機の参考になるかと思います。 些細なアドバイス、意見ではございますが、また他になにかご質問があれば、ぜひ返信の方お待ちしております。
1人が参考になると回答しました
正直無理です。諦めた方が良いです。航海士も機関士も理系ですから文系のあなたには向きません。英語もある程度は必要ですが、とにかく文系である事が致命的。海技試験でも数式はいっぱい出てきます。そんなあなたを自社養成で採用する会社はありません。 商船系大学に入学し直すのが1番近道ですが、遠い道のりです。今何年生なのかわかりませんが、どうしてもなりたいのなら大学に入り直す事をお勧めします。
2人が参考になると回答しました
父が高等商船からNYK航海士になりました。 最終は、港湾倉庫会社を経てコンテナターミナル会社の社長でした。 商船乗りになるのは、神戸大海事科学部、東京海洋大は両学部から以外からの 道は先ずありません。 それ以外は、海保大・防大からの保安庁や自衛隊艦船に士官か下士官として乗ることです。 又、神戸・東京を出ても必ずしも海員になれません。適性も必要です。 船酔いは如何でしょう。(昔は殆どの学生が外航船の士官になれましが、) 両校からの外航船員になれる人は、航海士・機関士両方で年間50名位と思います。 日本の船会社の士官が全員日本人だった時代は終わりました。 現実の話、あなたが22歳位なら、今の大学を中退し、上記の神戸か東京の学校に入学しましょう。 そのまま、今の大学を卒業し三大海運会社の自社養成を目指すのがベストですが、 港湾倉庫か荷役会社に就職し、船に近いところで仕事をするというのが、現実的かもしれません。 航海士・機関士は免許制度が違うので、あなたの上述の様な話はこの職業ではあまり意味がありません。
ぶっちゃけて言うと、それだけなりたいと思うならなぜ一般大に行ったのか、です。 普通の考えをしてたら最初から船系の学校に行ってるでしょうし、それをしなかった時点で志望動機としてはアヤシイ。 途中で気が変わったんだろうなと考えたら、意志の弱い人を雇うのもどうかなー、と。 雇う側からしてみればそう思って当然ですよね。 遠回りする必要ないのに、わざわざ遠回りしてるんですから。 航海士は船を走らせるわけですから、判断力は大事です。 気象やバラスト計算、あと不定期航路なら航路選定も欠かせません。 初めて行く場所でもチャートが読めて、目視なしのレーダーのみでも船を走らせられるくらいの余裕も必要。 機関士の方も同様。 ただし機関士はただ機関の発停をさせればいいのではなく、機関をベストの状態に保つことが大事。 機関の発停なんか、決められた手順通りにやれば子供でもできる。 機関士が機関士であるためにはトラブルを未然に防ぐこと、トラブルに対処できること、これが一番重要です。 部品や材料の限られた船内で、ないものは自力で作るくらいの覚悟でないと、人に頼るような考えをしてたらいずれ漂流します。 航海士は機関にトラブルがない前提で船を走らせるわけですから、信用できないと船を出せませんからね。
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