解決済み
学校図書館司書について教えてください。 図書館司書を目指しています。現在高校二年生です。 狭き門であることは承知の上ですが、公立図書館の図書館員を目指してきました。ただ、最近学校司書に関しても興味が出ています。学校で司書の仕事をするのにはどんなパターンがあるのか、どんな資格・試験に受かる必要があるのか、義務づけられたという公立学校への司書の配置についてなど、幅広いご意見お待ちしております。
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>義務づけられたという公立学校への司書の配置 学校司書の設置は義務ではありませんよ。 何か、誤解があるようです。 元々、学校図書館法第5条では「司書教諭」について「司書教諭を置かなければならない。 」と設置が義務付けられていました。この法律は、公立かどうかを問いません。 平成27年4月に施行された新しい学校図書館法ではこれに加え、第6条に「学校司書」の記載ができ、「司書教諭のほか、(中略)専ら学校図書館の職務に従事する職員(次項において「学校司書」という。)を置くよう努めなければならない。 」と設置する努力をすることが義務付けられました。 つまり、学校司書に関しては、"やろうとしたけどお金が無くて無理"も違反ではないという事です。 加えて、この法律を含め今決まっている制度では、週何日何時間以上とか、正規職員に限るとか、司書資格が必要とか、そんなことは1つも書かれていません。 学校図書館関係者が頑張っても、まだ、そこまではたどり着けていないのです。 >学校で司書の仕事をするのにはどんなパターンがあるのか >どんな資格・試験に受かる必要があるのか 以前から義務化されていた司書教諭(経過措置で11学級以下の学校は猶予。)とは異なり、「学校司書」という言葉が法律に書かれたのは最近です。現在学校図書館で働く人たちの多くは、これまでの自治体独自の名称で採用された人です。 わずかに正規職もいますが、多くは非正規ですね。 正規採用の場合は、自治体または学校法人の募集を探して、採用試験を受けて合格・採用される必要があります。自治体の職員=公務員ですから、自治体の採用試験も公務員試験と呼ばれる部類です。採用時の区分も試験によって違います。大きな自治体だと、公共図書館の司書と同枠で「司書」職として採用するところもあります。他に「実習助手」だったり、「学校事務」が図書館を開けていたり、色々です。司書職の場合は、司書資格が求められます。 非正規の場合、自治体が雇うケースもあれば、民間企業に外注していることもあります。多くは半年~単年度の契約です。(更新できることも有り。)司書資格の要不要や待遇や給与は、自治体や契約次第です。給与もピンキリ。例えば、時給900円、1日4時間週2日の契約であれば、月給は3万にも届きません。 質問者さんが在籍する高校にいらっしゃるなら、直接その方にお尋ねになるとその自治体の状況が分かりますよ。 学校図書館に関する情報は、文科省HPや学校図書館協議会HPなどに載ります。正規職の採用をしている自治体などの統計も載っています。 また、司書教諭と学校司書の住み分けについては、文科省HPの図が分かりやすいです。参考までにリンクしておきます。 参考: 全国学校図書館協議会(http://www.j-sla.or.jp/ ) 子どもの読書サポーターズ会議 第10回 概要:文部科学省 (http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/08092920/1282768.htm )
図書館はこれから更にIT化が進んでいきます。ゆえに、図書館司書にも高度の情報工学の知識、スキルが求められます。図書館司書の資格も取得できて情報工学の勉強が できる学校へ進学することをおすすめします。
学校で司書として図書館にいる人はパートで採用された職員です。先生にはあれやって、とかこの本探してとこき使われ、契約は1年で更新、同じ学校には3年まで、次の学校が決まるかどうかドキドキだそうです。 こんな市町村はいい方で、うちの子の通っていた小学校ではパートの司書さんが2校掛け持ちで週に2回ずつ来てました。 ということで公共図書館も学校図書室もパートタイムの契約職員しかいないと考えて下さい。
>義務づけられたという公立学校への司書の配置 特に義務づけられては、いませんが・・・。 >学校で司書の仕事をするのにはどんなパターンがあるのか、 >どんな資格・試験に受かる必要があるのか、 ※学校図書館で働く人には、 「司書教諭」と「学校司書」の2つが、あります。 ☆学校図書館司書教諭というのは、 小中高や特別支援学校で、 児童や生徒に、「教師の1人」として、 ・図書館の上手な利用法を指導する ・総合的な学習の時間の、調べ学習で必要な、参考になりそうな本の上手な探し方を指導する ・・・といった、 「指導する」という職業・仕事です。 →ですから、文部科学省は、 「学校図書館司書教諭講習修了証書の取得を希望する場合は、 小中高のうち、どれかの教員免許も、 必ず取得すること。 幼稚園免許・栄養教諭免許・養護教諭免許(小中高の保健室の先生の免許)は、 どれも全て対象外とし、 学校図書館司書教諭講習修了証書の取得は認めない」 ・・・としています。 →なので、 「教員免許は、何1つ持ってないけど、 司書教諭の資格は、持ってるよ!」 ・・・というのは、 100%ありえません。 →そのため、今のところは、 小中高のどれかの教員採用試験に合格するか、あるいは、講師として採用され、 小中高のどれかの教員として、担任や授業・部活を受け持ち、 そのうえで、放課後や空き時間を使って、司書教諭の仕事もする。 ・・・といった感じが多いです。 ☆ですから、司書教諭の先生は、 普段は、職員室にいて、 ・明日の授業の準備 ・授業で使うプリント作り ・他の先生と、授業の進み具合について打ち合わせる ・中間や期末のテスト問題作り(中高の場合) ・中学3年や高校3年の担任をしているなら、相談に来た生徒の進路相談をする (中高の場合) ・・・といったことをしています。 ※そのため、 「司書教諭」というのは、 「一日中、図書室にいて、本のことだけしかやらない、本の先生」では、 ありません。 →そのため、学校図書館司書教諭講習修了証書を持っている先生は、 持っていない先生よりも、する仕事が増えて大変になるだけなので、 わざわざ学校図書館司書教諭講習修了証書を取得するメリットは、 あまりありません。 ☆このほか、「学校司書」という職業・仕事もあります。 ・本の貸出や返却の手続きをする。 ・返却された本を、本棚のもとあった場所に戻す。 ・どんな本を新しく購入するか選ぶ。 ・・・といったお仕事をします。 →「学校司書」になるには、 図書館司書の資格が必要となる場合が多いです。 ※公立学校の場合、 都道府県によっては、 「臨時職員・パート職員・非常勤職員なら、無資格者でも可とする」 ・・・としている場合もあります。 →ですが、「学校司書」は、 1人で教壇に立って授業を行うことまではしませんので、児童や生徒に教えることはしませんし、 担任や部活を受け持ったりもしませんので、 教員免許や司書教諭の資格はいりません。
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