学校事務職員の待遇について 私学を除く学校事務職員の地位は ・市立小中学校…県が学校事務職として採用する「県…

Question

学校事務職員の待遇について

私学を除く学校事務職員の地位は

・市立小中学校…県が学校事務職として採用する「県費負担職員」。
・県立高校…行政職採用の県職員。・国立大学…国立大学法人等職員（準公務員）。かつては文部省ノンキャリア。

となっており、いずれも公務員系の職場ですが、待遇的には
国立大学職員（ラスパイレス指数80）＜県立高校職員（県庁行政職＝ラスパイレス指数100以上）
だと思うのですが、

小中学校事務員である「県費負担職員」の待遇はどの程度のものなのでしょうか？
国立大学職員よりは上で、県庁行政職よりは低いくらいでしょうか？
（県行政職と俸給表は同じところと違うところがあるとも聞くのですが）

Answer 1

市立小中学校でも、政令指定都市と一般市では都道府県費負担は一緒でも採用が違います。政令指定都市は、市が採用試験を行います。

県で一括採用している場合は、基本的には県の行政職と同じ給与表が適用されていると思います。とは言え、学校事務でも高卒区分もあれば、大卒区分も有るので、給与額自体は一律ではありませんが。手当も含めると人それぞれです。
給与以外の「待遇」は、原則は一緒でも、勤務時間やシフトなど裁量で変えられる部分があります。例えば、夜間学級のある学校だと、17時上がりというわけには行きませんからね。

ところで、ラスパイレス指数で比べる意味は有るのでしょうか？
平成25年度の国立大学法人の事務・技術職員のラスパイレス指数は90弱ですが、大学の人件費の多くは教授や准教授に支払われており、役職等も教授陣が占めます。都道府県庁の場合は部課長クラスまで行政職で、ラスパイレス指数の算出時は国家公務員と違いこれら上層部も含まれます。公立学校の場合、事務長は都道府県の階級で言えばだいぶ下ですからね。