美術に関する知識を活かす職業は非常にたくさんあります。 たとえばそのへんの商店や、飲食店の店内装飾でも、美術の知識を生かすことはできます。 展覧会をする画廊喫茶という店もあります。あるいは秋葉原のメイド喫茶でも店によっては美術、アニメの知識が必要です。アニメイトの店長でも、知識を生かせば売り上げを伸ばせます。 あるいは自動車塗装工でも、絵が上手い人は、自動車に初音ミクなどを描いて、痛車や、デコトラで相当に稼いでいます。鉄道列車に萌えキャラを描く場合もあります。 こういう場合にバカバカしいと思って、仕事を断るか、面白いと思って仕事を引き受けるか、そこで美術の知識と教養が大きく試されるのです。 今は六本木ヒルズの森美術館で初音ミク展をやったり、上野の森美術館でまどか☆マギカ展をやる時代です。 あるいは今は、市役所や県庁でも「ゆるキャラ」や「萌えキャラ」で、観光行政が大きく左右される時代です。 今、NHKBSで放送している能年玲奈の「あまちゃん」などはまさにそういう話です。今は地方自治体とアニメ制作会社が協力し、「聖地巡礼」で地域の振興を図るのも普通です。 あるいは食品会社でも「萌えラベル」などで売り上げを伸ばすことがあります。ファミマも初音ミクキャンペーンをしています。アニメイトにもそういうのがたくさんあります。 そういうのはデザイン事務所のデザイナーの仕事かというと、必ずしもそういうことはなく、会社や市役所、店に美術への理解がないと、そういう注文がくることは決してなく、あるいは美術の知識を持つ依頼主の方からの提案で行われることも多いのです。 シンセサイザーソフトのパッケージに同人誌をつくっているKEIの描いたイラストを・・、という発想も、KEIの方から提案することはほぼ不可能です。 食玩にしても、あれは食品会社の方からの提案で成功したものです。模型店の方からは提案できません。 スマホのアプリのゲームなども、絵の描けない人にはつくれません。つくっているのは絵描きです。 今は大学受験や資格受験の参考書などさえ、萌え絵をつけないと売れません。シャア専用急行列車というのもあります。「あまちゃん」で有名になった三陸鉄道も「久慈ありす」という萌えキャラで有名になりました。 もはやどの職業でも芸術的な能力が必要とされる時代かもしれません。そのへんの知識が浅いと非常に差をつけられる時代です。
地味な所で画材やさん。 絵画運送やさん。 等 文化サークルの絵の先生。
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