私立高校の教員について質問です。

Question

私立高校の教員について質問です。私の親類が私立高校で教員をしているのですが、どうも仕事量が多過ぎるようで心配です。彼女は担任と週3回1限からの授業を担当し、更に生徒係という名目で主事の仕事を全て請け負っています。周りから見ているとかなりのオーバーワークに見えるのですが、これが普通なのでしょうか。

Answer 1

高校で講師をしている者です。（私立の中・高一貫校で勤務経験があります。）

質問文で書かれている内容の情報量が少なすぎるため、正確な判断ができませんが、特に多いとは感じられず、むしろやや少ないとも思われます。

>彼女は担任と週3回1限からの授業を担当し

専任教員なら担任をもつことは”当たり前”の仕事ですし、常勤講師でも担任をもつことは覚悟しておかなければなりません。また「週3回1限からの授業」も、勤務時間内なのですから1限から授業をするのは当たり前です。（私自身、非常勤講師をしていた時ですが、週4日15コマ勤務のうち週3日は1限から授業をしていましたよ。）
ちなみにオーバーワークか否かの判断基準は、週に何時間の授業担当時間（担任であればロング・ホームルームの時間も含む）があるのか、また何種類の授業を担当しているのかという点になります。

>生徒係という名目で主事の仕事を全て請け負っています

「生徒係」や「主事の仕事」というのが具体的に何を指すのかが分かりませんが、「生活指導部長」あるいは「生徒会の主顧問」のことでしょうか。
こちらも校務分掌のひとつですから、専任教員と常勤講師なら少なくとも一つは担当するのが基本です。さらにクラブ活動の顧問も、最低でも一つのクラブの副顧問は必ずしなければなりません。

ただ一般的に、校務分掌の部長職には正担任を持たせないので（理由はまさにオーバーワークになるため）、仮に部長職（但し40歳を超えないと普通はありえません）かつ正担任であり、授業も16時間前後担当しているのであれば、オーバーワークと言えるでしょうね。