解決済み
こんにちは。学校図書館の運営について質問します。授業を15コマ持ちながら、ほぼ一人で学校図書館の運営をしています。授業の他に、部活の顧問をしています。開校以来、専任の司書教諭もいなければ、学校司書もいないという状況が続いたこと、本の除籍をしてはならないという上からの命令のため、本が図書館の中にあふれかえっていて、途方に暮れています。どうしたらいいでしょうか?
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取るべき道は2つ。 1つは、上を口説き落とすこと。 文科省の学校図書館図書標準を下回る場合、そのように言う管理職もいます。 しかし、それに唯々諾々と従っていては、図書館は酷い状態になります。指導要領でも、危機管理でも、子ども読書推進計画でも、使える資料を引っ張ってきて説得するしかありません。 もう1つは、諦めて箱詰めすること。 どうしても除籍・廃棄が認められない場合、緊急措置的にすることもあります。箱詰め時には、箱番号と資料の対応表を作り管理することになるでしょう。 どちらの場合も、いくつかの問題が生じる可能性があります。 1番大きい問題は、原簿です。図書は会計では備品として管理されます。本来は、全ての図書を管理する図書原簿があるはずです。しかし、「開校以来、専任の司書教諭もいなければ、学校司書もいない」場合、原簿と図書館内の本が一致しない可能性が高いです。最悪、備品台帳に数だけ載っているなんてこともあります。 除籍するにも、箱詰めするにも、その図書の情報は不可欠です。 もし、目録作成からになると、15コマ持っている方には時間的に厳しい作業になるでしょう。 次に大きい問題は、除架の基準です。 初めてであれば、全国学校図書館協議会の学校図書館図書廃棄規準が参考にできると思います。Webで見られます。 そうは言っても、「利用価値の失われた図書」の判定を一人でやるのは自信が無いという人もいます。そのような場合には、図書館を使う他の先生方に最終確認してもらう期間を設けることもあります。特に中高だと担当教科外は中々判断付きませんからね。 他にも、費用や場所の問題もあります。人手も時間もかかります。 近隣の学校や教育事務所管内で話を聞ける相手がいるのでしたら、他校ではどうしているのかを聞いてみるのも良いと思います。 地域によっては、公立図書館が学校図書館のサポートをしてくれます。人手を貸してくれるところは多く無いですが、運営の相談などはのってくれる図書館が結構あります。公立図書館に少し相談されるのも、方法の1つですよ。
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