解決済み
消防設備士乙7と乙4では、どちらが需要がありますか? 難易度はどうなのでしょうか? 勉強の範囲は被りますか? 同時に受験した方が良いのでしょうか?久藤本のテキストと問題集をこなす勉強で受かりそうですか? また、乙6を取得済みの場合、免除は使った方が良いのでしょうか?
文系卒なので、電気は苦手です。 久藤本は1から学べそうですか? また、併せて取得した方が良い資格はありますか?
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電気の知識があれば乙7は凄く簡単です。 免除は使わないほうがよいでしょう。(電気で点が稼げます) しかし、乙7(漏電警報器)の点検の需要はありません。
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7類と4類では4類のほうが役立ちますが、乙種は整備・点検しかできないので、工事をするならば「甲種4類」をおすすめします。 甲種には製図試験があり、乙種免状では試験一部免除が受けられませんが、遥かに実用的です。あなたが電気工事士免状や電気主任技術者免状を持っているか、或いは所定の実務経験がある場合は甲種をお勧めします。 難しいのはやはり4類でしょう。7類は第一種電気工事士レベルの知識で十分合格可能です。法令は消防法(施行令、施行規則含む)や漏電火災警報器に関する省令(総務省令)なのでちょっと勉強が必要ですが「漏電(地絡)」という現象がわかればそう難しいものではありません。一番難しいのは「電気が漏れる」とはどういうことか、ということを理解することだと思います。(簡単に言えば、「電気(電流)が通常時に通じている電路以外のところを『漏れて』通じてしまう」のを「漏電」または「地絡」といいます) 受験範囲でかぶるところは、「法令」の「共通部分」です。法令には「共通部分」と「各類に関する部分」があり、併願の場合は共通部分はかぶります。また、別種の消防設備士免状を持っている場合はその共通部分を免除できます。(既得免状が乙種の場合は乙種のみ、甲種の場合は甲種・乙種の両方の試験で免除が受けられます) 電気工事士や電気主任技術者の免状を持っている場合は、「電気に関する部分」の問題を免除できます。また、7類の場合は実技の全部が、4類の場合は実技の問1が免除されます。まあ、あなたが「電気基礎」が得意なのであれば敢えて免除をしない、という手もありますが、基本的には免除を受ければその分問題が減るので苦労も減ります。乙種6類の免状を既に持っている場合は、同じ乙種の試験で「法令」の「共通部分」が免除できます。甲種はできません。 併願するか否かはあなた自身が同時に受験して受かる自信があるかどうかです。同時進行で学習を進めて合格する自信があれば、併願をした方が早く免状を取得できますしオススメできますが、自信が無い場合は「急がば回れ」で1種類ずつ受験されたほうが結果的に早く両方取得できることもあります。(試験は2月、6月、8月末、11月の年4回実施されているので、併願しなくても1か年が2種類以上取得は可能です) 電気工事士免状を持っている場合、乙種7類は取らないといけません。仕事として役に立てたいのであれば、甲種4類を取るべきです。消防関係のお仕事であれば全類(甲種1~5類、乙種6~7類、甲種特類)必要でしょうが。 個人差にもよりますが、基本的には工藤本(工藤政孝氏の消防設備士対策本)のテキスト(わかりやすい!シリーズ)と問題集(本試験によく出る!シリーズ)で学習を進めていけば十分合格可能です。事実、自分もそれで乙種6類と乙種7類、そして甲種4類に合格いたしました。 cf: ●弘文社 消防設備士関連書籍:http://www.kobunsha.org/category/fire-protect.html ●一般財団法人 消防試験研究センター:http://www.shoubo-shiken.or.jp/ 長文失礼いたしました。 お役にたてれば幸いです。
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