以前、回答した内容の転載。ご容赦ください。 児童福祉司は、児童相談所の相談員です。 子どもや家庭にまつわる相談に応じます。 例えば、 「離婚して親権をとったが、仕事があり子どもの面倒がみれない(父)」 「毎日、隣の家から親の怒鳴る声と子どもの泣き声がする。虐待ではないか(近所の人)」 「家で虐待されていてしんどい(子ども本人)」 「登校した子どもの顔にあざがあり、父から叩かれたと言っている。このまま家に帰してもよいか(学校)」 「2才の子どもの言葉の遅れが気になる(母)」 「子どもを支援学校へ行かせた方がいいものかどうか迷っている(母)」 「家出少年を保護した。家に帰してもまた家出する可能性が高いので一時保護してほしい(警察)」 「警察からの児童通告書(自転車窃取)を受理」 「高1の息子が、親に暴力を振るったりして手がつけられない(父)」 「学校でいじめがあり、不登校になっている(母)」 「小5の息子のおねしょが治らない(母)」 など、 このような相談に対して、親や子どもと面接をし、児童心理司と一緒に知恵をしぼって解決策を考え、相談者に提示したり、関係機関との調整を行ったりします。 虐待に関する相談については、緊急受理会議をして、48時間以内に目視確認をし、リスクアセスメントを行い、対応策を決定し、実行します。 とにかく奥が深いです。仕事はまさに「人間力」を試される仕事です。使命感も必要。情熱も必要。冷静さも必要。タフ(精神的、身体的)さも必要。勇気も必要。人間関係力も必要。優しさも必要。厳しさも必要。プレゼン能力も必要。バランス感覚も必要。 子どもが好きというのも外せないかもしれません。どんな非行の子どもでも、やっぱり子どもは純真でかわいい。 仕事は忙しいです。「お先に失礼します」という時間が毎晩夜の11時ごろでした。多少なりとも自分の家族は犠牲になります。 「走れ!児童相談所」という本がお勧めです。児童福祉司の仕事が物語調でわかりやすく書かれています。
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