合格倍率で説明します。 昨年実施の試験では、全受験者数の合格者割合は9.33%でした。 この数字は最近の10年で2番目に高いもので、一昨年の5.41%が難しすぎたために問題を少々易しくした推測も成り立ちます。 とはいえ、この試験では最初から合格基準点が設定されているのではなく、一定の合格基準条件(選択式なら各科目3点以上とか、択一式なら各科目4点以上とか)を設定し、後はおおよそに予定した合格者数に近づける合格点を後から決めるような方式です。 申し込んでも当日受けない人、勉強は手がけたが申し込みすらせずに挫折した人も含めると、おそらくは2~3%、100人受けて2~3人程度しか受からない試験だということです。 そして、この試験は暗記で覚え込むだけでは厳しく、労働法面も保険面も、制度を完全理解したうえで細かい約束事を暗記もしていくイメージですから、独学よりは固定の教材、固定の教材よりはプラス何らかの講座受講、という方が合格に近づけることは間違いないです。 理解が足りないうちの暗記は、問題を偶然で解けても身には付いてないですから、本番の「重箱の隅をつつく」「制度面の枝葉末節的な部分を採りあげる」ような出題に太刀打ちしていけなくなります。 本気で合格をめざすからには教材+講座です。が、その良し悪しにこだわるよりも、最終的には自己の根気の問題です。確実な合格ライン越えの域に達するには、キリがないほどの勉強の質量が必要です。「目安としての〇時間」というような、講座業者の謳い文句を鵜呑みにすることなしに…
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
社会保険労務士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る