履歴書なんてどうでもいいです。 ところでカラーコーディネーターという言葉が曖昧で注意が必要です。一般名か検定名かで大きく異なります。 よくある間違いでユーキャンがカラーコーディネーターと称している講座の実態はパーソナルカラー検定です。 ご質問の検定は東商のカラーコーディネーター検定という前提でお話します。(以下カラコと略します) 同様の検定にAFT主催の色彩検定があります。受験者数はこちらの方が上です。 まずテキストの記載レベルですがカラコ3級は色彩検定の3級+2級+1級の一部になっています。カラコの2級はその上を行くので受験者の多くは色彩検定の2級もしくは1級をクリアーした方が受験するケースが多いです。カラコ1級はある程度具体的な目標がある方でしょう。カラコ1級を受験する方は私が知っている限り、ことごとく色彩検定1級をクリアーしておりました。 カラコ:生産者の立場からの議論が中心のため、色の品質管理に重点が置かれております。 色彩検定:利用者の立場からの議論が中心でなじみやすいと思います。 <カラコの説明> まず、公式ホームページをよく読むこと http://www.kentei.org/color/ 頻繁に情報が更新されておりますので要注意です。 現在の注意事項は2級の公式過去問題集がまもなく改訂されること、1級の商品色彩のテキストが改訂され、改訂テキストで出題されることなど。 ◆テキスト 公式テキストを使用して下さい。(高くても我慢しましょう) <理由> カラコの色の主体系がCCICを採用していてそのデータはマンセルで定義されているからです。マンセルの対応表は公式テキストしか掲載がなく、市販の参考書などは全く載っておりません。(掲載料が高くて載せられない) これを見ないと解説が分からない事があります。過去に教えてコーナーで質問がありますが、その方は公式テキストを購入していないため分からないという現象が続出しています。 もちろん、その課題の出題はせいぜい1~2問程度なので他で7割取れば確実に合格します。内容を理解しなくても問題集慣れすれば合格可能ですが、応用は全くゼロでしょう。 カラコの3級は色彩学全般で必要なことをすべて扱っているため、しっかり学習することが肝要です。 ◆カラコが取り扱う色彩学 光+物+視覚+文化・歴史+色彩調和論 です。それぞれ広くあまねく学習するため専門の学生から見ると甘いなぁ~と思われる部分があります。 光:光学、電磁波学、量子力学のさわり 物:生地、染色、工業製品、塗料、インテリア、エクステリア、環境 文化・歴史:主に中世ヨーロッパ以降や日本の王朝文化以降 色彩調和論:18世紀以降の理論 質問者様がどんな学部学科が存じませんが、まずは大学の授業の方が当然重要です。 もし、面接の時に話題にすると趣味があるんだねぇ~程度でそれより大学で何を学んだのと突っ込まれるのが落ちです。お仕事と関連があっても補助程度と考えましょう。 最後に自己研鑽ですので学習することは大いに結構です。場合によっては英語や中国語の方がはるかに重要な事があります。
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