・資格:どちらかと言えば、司書です。 ・就職:思いません。 文部科学省が「学校図書館の現状に関する調査」という調査をやっています。平成24年度版を見ると、小中高で常勤の学校司書がいる学校は15.9%です。1年や半年ごとに契約を更新している非正規職員も含んで、たったのこれだけです。学校司書の配置には自治体によって温度差があります。あまり採用していない自治体では、正規・非正規込みで数パーセントに過ぎません。 新しくなった学校図書館法でも、学校司書を正規職員に限定していません。つまり、これまで通り時給数百円、1年で契約が切れ、昇給もボーナスも無い、そんな待遇でも法律上はOKということです。今後、こういう人達は今まで以上に増えると思います。ですが、質問者さんはそういう雇用形態でも良いのですか?毎年、来年の仕事の心配をしながら生きていく人生はありですか? もし、きちんと正規職として学校司書の仕事ができる雇用先を探すのであれば、かなり難しい状況だというのは覚悟をしておく必要があります。 なお、自治体によって、雇用の方法が違います。正規職員として学校司書を雇用している自治体の内、公共図書館の司書と同じ採用枠の自治体がいくつもあります。このような自治体では、人事異動で学校と公共を行き来します。学校でしか仕事をしたくないのであれば、選ばぬ方が良いでしょう。(その分、選択肢が減りますが。) 同様に、実習助手採用の自治体もあるのでお気を付けください。 参考: 平成24年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果について:文部科学省 (http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/1330588.htm )
学校の種類によって変わってきます。高校のような都道府県立の場合はそれぞれの都道府県、小中学校の場合はそれぞれの市町村の採用になります。 高校は専任の司書が配置が多いようです。県により高校だけを異動する場合と都道府県立の図書館を合わせた人事異動をしている場合があります。但し正規採用ではなく、嘱託などの臨時的任用の場合が増える傾向にあります。 小中学校の場合は専任の司書そのものの配置はきわめて少数です。あったとしても複数校を掛け持ちで、1校あたり1月1回から4回くらいでしょうか 。市町村の採用ではなく、民間委託が多いようです。 司書の資格を必要とする採用は増えると思われますが、臨時的任用の場合や民間委託での派遣としての採用が増えると思われます。
資格:学校司書を「目指さない」ほうが安心です。 司書資格と(教員免許と)司書教諭資格取っても安心できることはありません。 就職:期待できません。 今回の法改正は「学校司書が法制化された!」というだけで、本当にそれだけです。配置も努力義務に過ぎませんし、むしろ「学校司書を置く」ことだけ優先で兼任や非正規での配置が進んでしまえば、状況は悪化するだけです。あなたがパートや兼任とかでも良ければ別ですが。
司書が良いと思います。大学や短大で所定の科目を履修する必要があります。専門的な仕事です。
< 質問に関する求人 >
学校司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る