警察学校は、採用試験を受けて合格した人が警察官としての研修を受けるために入る学校です。 だから入学試験というより、各自治体が行っている「警察官採用試験」に合格しなくてはいけません。 もよりの警察署や出先機関などに問い合わせると、資料をくれると思います。 採用試験に合格すると、警察学校への入校となります。大卒で6ヶ月、高卒で10ヶ月の、警察学校内の完全寮生活となります。 いわゆる「初任科」というレベルですね。採用試験に合格しているのですから、給料も出ますよ。 給料をもらいつつ、全寮制の警察学校で警察官としての基本を学びます。 一般教養、法学(刑事法とか刑事訴訟法など)、実務、柔道、剣道、逮捕術、拳銃の扱い方などを学びます。 生活は規則正しく厳しいものですが、同期生や先輩とのつながりが後々の仕事でも役に立つと思います。 もちろん、体育祭などの行事もあり、厳しくも楽しい学校生活です。その時に育んだ同期との友情は一生モノだとか。 卒業すればそのまま任官です。警察官として最初の仕事を与えられます。 初任科卒業であれば、まずはどこかの警察署の地域課に配属となり、巡査として交番勤務からスタートするのが普通ですね。 その後は、数年ごとに昇任試験の機会が巡ってきて、面接や筆記試験、勤務評定(上司がつける普段の勤務成績)などが良ければ、昇任していきます。 巡査の次は巡査部長、警部補、警部など…希望や適性によっては、巡査部長ぐらいから所轄の私服警官(一般に刑事さんと言われているような)になる事も可能です。 採用試験に受かった段階で「警察官」なのです。(だから給料も出る) ただ、まだ素人なので学校で勉強するまでは任官できない…というだけ。 卒業すればイヤでも警察官としてスタートですよ。
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