第一種ME技術者について

Question

第一種ME技術者について今大学で臨床検査技師の国家資格取得に向けて勉強しています。
細胞検査技師も頑張れば取れる大学なのでダブルライセンスに向けて頑張っています。

最近ME技術者に興味を持ち始めています。
そこで調べてみたのですが、自分の中でよく理解出来なくて困っています。

まずあたしが取りたいと思っているME技術者とは病院で言う手術などでの機械を操っている人ですよね？

あと、まず第二種ME技術者の資格を取ってから第一種ME技術者に挑戦する感じだと思うのですが、第二種ME技術者は誰でも受験可能と書いてあったのですが、これは臨床工学技士の資格がなくても、自分で勉強をしておけば受験は出来る、ということですよね？

最後になのですが、ME技術者の資格だけではもし自分が臨床検査技師や細胞検査技師の資格を持っていないとすると就職は難しいでしょうか？

長々ですが、どなたかお願いします。

補足

みなさま長文での返信ありがとうございます。
ちょっと勘違いしていたみたいですね。
病院で臨床工学技士をMEと呼ぶのが多いと聞いてこんがらがっていました。

では、臨床検査技師の上位資格としてたくさんあるとお答えいただきましたが、どれが1番取っておいて損はないのでしょうか？
それともどれも取らなくても大して変わらないのでしょうか？

どなたかお願いします。

Answer 1

＞まずあたしが取りたいと思っているME技術者とは病院で言う手術などでの機械を操っている人ですよね？

病院で医療機器を扱っているのは主に臨床工学技士です。もちろん医師や看護師も扱う場合があるのですが、その知識や技術を客観的に評価する民間資格がME技術者と言う事になります。

＞まず第二種ME技術者の資格を取ってから第一種ME技術者に挑戦する感じだと思うのですが、第二種ME技術者は誰でも受験可能と書いてあったのですが、これは臨床工学技士の資格がなくても、自分で勉強をしておけば受験は出来る、ということですよね？

それはそうですね。

＞ME技術者の資格だけではもし自分が臨床検査技師や細胞検査技師の資格を持っていないとすると就職は難しいでしょうか？

難しいと思います。というか聞いたことは無いです。ME技術者も細胞検査士も民間資格ですし、そのような民間資格だけ持っていてもどこにも就職できないと思います。臨床検査技師や臨床工学技士は国家資格ですので、そのような資格が無いと就職は出来ないです。

実際、大学などで細胞検査士と臨床検査技師を同時に取得できる学校がありますが、細胞検査士だけ合格してもダメで、臨床検査技師の資格を持つ人に細胞検査士の受験資格があるのですから、同時に両方の試験に合格する必要があります。ですからあなたの場合の優先順位は臨床検査技師が一番で、よほどに余裕がある場合に細胞検査士が視野に入るわけです。ですから第二種ME技術者などはどうでも良いのです。現実問題として必要ないということです。臨床検査技師で就職するのですから、検査科に配属されることになります。医療機器を扱うのはＭＥ室になり職域が異なります。もちろん臨床検査技師も検査科で使用する機器のメンテは行いますが、別に資格が必要というわけではないのです。認定資格は数多くあり下記のようなものがあります。就職後はこのような資格を目標にすることになりますが、資格が無ければ検査できないというものではなく、客観的な評価としてあるということです。

二級臨床検査士
一級臨床検査士
緊急臨床検査士
細胞検査士
認定輸血検査技師
認定臨床微生物検査技師
認定血液検査技師
超音波検査士
健康運動指導士
心臓リハビリテーション指導士
第一種・二種消化器内視鏡技師
認定サイトメトリー技術者
日本糖尿病療養指導士
ＣＲＣ

Answer 2

病院で手術機械を扱っているのは臨床工学技士です。
検査技師さんが「診療の補助として採血（医師又は歯科医師の具体的な指示を受けて行うものに限る。）及び第二条の厚生労働省令で定める生理学的検査を行うことを業とすることができる。」と看護師の業務独占を解除してあるのと同じように、臨床工学技士は「診療の補助として生命維持管理装置の操作を行うことを業とすることができる。」とされているため手術機器の操作が可能となります。

第一種ME技術者はあくまでも学会の認定資格です。
これにより法律上の業務が拡大することは全くありません。