これは高校で履修する化学と物理、両方の範囲に跨る問題となります。 先ず、液体の「低圧沸騰」という現象について考えます。 水を温めて、100℃に達する前に火を止め、減圧すると、沸騰します。 山の上では、低い温度で水が沸騰するために、上手くご飯が炊けなくなります。 逆に、コンプレッサー(空気圧縮機)で空気を圧縮すると、 タンクの中に水が溜まります。タンクの腐食を防ぐため、適宜に水を抜きます。 この水は、空気中に含まれていた水蒸気(=気体になった水)が液化したものです。 気体の圧力が高くなると、つまり、狭い場所に気体分子を過剰に詰め込むと、 分子同士が衝突する機会が増し、運動の勢いより分子間力が高ければ、 分子同士は軽く引き合って、固まりになってしまいます。 高い圧力の元で、これが連続して起こると、外部に熱を放出しながら 次第に分子同士が結合を強め、結果、液化してしまいます。 LPG(液化プロパンガス)やLNG(液化天然ガス)は、圧縮しながら冷却し、 液体にしたプロパンガスや天然ガスです。 低圧沸騰はこれとは逆に、圧力が下がったために水分子が動きやすくなり、 周囲から熱を奪いながら気化する現象です。 以上が説明なのですが、分かりますか? ところで、近年、生徒が履修するのを嫌がり、 物理も化学も習わない(=選択しない)人が増えているそうですが、 由々しき問題でしょう。 高校で習う基礎的な知識を組み合わせれば解決できる疑問を、 そのままにしてしまうのは残念なことです。 こうして質問する人は救いがあるので、はるかにましです。
なるほど:1
>いやいやそれを教え合うサイトだろうが その通り! 教える気ないなら回答すんな。
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