解決済み
こんにちは 学生です 将来、香港で働きたいと考えています。 香港に転勤できる可能性のある企業で 待遇が良い企業を教えてください。また実際に香港に転勤になった経験のある方は よければその待遇とどのような企業かを教えてください。 よろしくお願いします。
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20世紀の最後のころは、華南地区が世界の工場となるにしたがって日系製造業がこぞって香港にマネジメント拠点を設けました。その後、支那内部の工業中心が上海地区になるにしたがって香港の重要性は薄れていき、製造業のポストチャイナの流れでベトナム等に拠点を移しています。この流れは変わりませんから、製造業は望み薄です。 変わって、12億市場を見込んだ小売り業が香港を足場に支那本土への進出を試みました。これも、支那の政治・経済情勢が怪しくなりだしてからあまり進展していません。おそらく日系小売り業でいちばん成功しているイオンも、香港法人は支那だけでなく東南アジアも見据えた展開になっているはずです。 香港の価値が一番大きいのは、流通と金融業です。金融は言うまでもなく、シンガポールと並ぶ世界的なセンターの一つであり、おそらく在港日系人が一番多いのは銀行・証券関係だと思います。流通も支那を含めた東アジアハブの役割は大きく、日通やヤマトなど主要企業は拠点を持っています。こちらも重要性は下がらないでしょう。 で、どの企業が香港転勤が可能かなんてわかりません。海外で必要なスキルが無ければ転勤させないでしょうし、それがある人が必ず香港へ行けるというわけではないでしょう。香港にこだわるなら、日系香港法人の現地採用が一番だと思いますが、英語がビジネス言語で業務が行われることが多く、それができたうえで特別なスキルを持って香港人と争わないといけなくなります。日本語は話せれば、採用された時代ははるか昔です。英語に関しては、日本採用で海外へ派遣という時も必須でしょう。日本語、英語は当たり前で、それプラスもう一ヶ国語、香港なら普通語というような感じでないといけません。今日、経費が掛かる日本人を派遣させるより、優秀な現地人を雇って任せるというが一般的で、香港にはこの三か国語をビジネスレベルで使える人材はごろごろいますから。 待遇とか可能性を言う前に、自分をどれだけ高く買ってもらえるかに専念すべきでしょう。私は、当時の支那(特に広東省)の特殊な通関業務に通じていたから香港にいましたが、今はまるっきり変わっていて、雇ってくれる会社は無いと思います。今も香港に残る友人たちは、香港で生かせるスキルを持っている人間であり、言葉より何よりそれが無ければ香港で仕事はできないでしょう。
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