警察バツイチの人間が警察官になるには，どうしたら良いでしょうか。

Question

警察バツイチの人間が警察官になるには，どうしたら良いでしょうか。私は東京都在住，男32歳（来月で33歳になります）独身，個人事業主，と言えば格好良く聞こえますが，食えないカメラマンをやっております。どうしても警察官になりたいのですが，恥ずかしながら年齢的にもう，C県警9月の試験がラストチャンスになりそうです。今年の5月を含め，過去に10回以上は警察官試験を受けましたが，どうしても二次試験が受かりません（一次はほとんど突破しています）。

どうしても受からない理由は，私が思うに非常に簡単なことなのです。ただ、そのことが「絶対に」受からない要素ではないと思います故に，1パーセントでも可能性があるのであれば，皆様のお知恵を拝借して何としてでも警察官になりたいと思うのであります。

前置きが長くなってしまいましたが，私は22歳の頃，K県警に巡査として拝命致しました。しかし，警察学校で学ぶ中で，「正義とは何か」「守るべき法とは何か」「自分は法の番人足り得るか」などと自問自答しているうちに，思考がパニック状態に陥り，「まだ自分は警察官足り得る人間ではない，社会勉強が足りない」と思い込み，説得して頂いた教官を振り切る形で自ら警察学校を辞めてしまいました。つまるところ警察バツイチと言ったところでしょうか。ただ，私を説得して下さった教官は，この警察バツイチの状態は非常に厳しいハンデではあるが，再び警察官になることは不可能ではない，頑張れ，と私を送り出しもしてくれました。

それから，フリーター生活を続けながら（幸い，親元で生活することができたこともあり），安定した正社員や契約社員の誘いを断りながら警察官の試験を受け続けてきました。K視庁受験資格の無くなる30歳前後で一度あきらめ，興味のあったカメラマンとして活動をはじめましたが，しばらくして，街で警察官を見るたびに胸が締め付けられるような気持ちになり，やはりあきらめきれない，夢は警察官であると確信した次第です。

過去の二次試験では全て，本当のことを正直に書き，話し，こういった理由で一度やめたものの，自分の天職は警察官であり，今は自分に確信が持てる，という趣旨の態度で面接に臨むのですが（学生時代は，嘘偽りの無いことを述べる面接試験は得意分野でした），いつでも面接官の方は私が席に着くなり面接カード等を見て，「なぜやめたのか」「そんなことで普通はやめないでしょ」「何か問題を起こしたんじゃないの」と矢継ぎ早に質問してくるのです。時には，正直に事の次第を話す私に「君それ，本気で言ってるの」と笑い出す面接官までいました。私は何とか冷静に，警察学校時代の生活について（大学は法科で，格闘技をやっていたため授業に支障はなく，班や教場の仲間ともうまくやっていて，苦しくも楽しくもあったということ），当時の自分の考えや結論，そして現在の自分の熱意と，これまで経験して来たことなどを面接官に伝えようとするのですが，何か，取り合ってもらえないような感触を受けます。「なぜやめたのか」，このことに対して，どうしても相手を納得させることができないのです。

どうにかして面接官に「こいつは本気だな」と思ってもらえるような言い方，伝え方，取るべき態度姿勢等，ご意見，お知恵を拝借願えないでしょうか。

Answer 1

説得してくれた教官に、口添えか推薦状をお願いしてみてはどうでしょうか。

でないと、採用担当官は職業柄、最悪な人物を想像すると思います。

Answer 2

公務員の面接では過去の経験から何を得たかが重視されるので、具体的にどのような出来事があり、それに対してどのように行動し、どのように考え、それがどのように質問への答えに繋がるのかを考える必要があると思います。想定問答が一通り出来上がったら予備校やハローワークなどで模擬面接を受けることを勧めます。以下に私が質問の文面を読んで気になったことを挙げるので練習台にでもしてください。

「なぜ警察官にこだわり続けるのか」
「警察官になって何をしたいのか。それは警察官でなければできないことなのか」
「辞める前に教官や同期に相談しなかったのか。したならその上でなぜ辞職という道を選んだのか。相談しなかったのならその理由は」
「悩みや壁に当たったらまた辞めるのではないか」
「警察学校を卒業してからの方が悩む場面は多いがそれでも辞めないといえるか」
「この試験に落ちたらどうするのか」
「10年近く浪人していることに対して家族はどう考えているのか」
「どのような社会経験を積んできたのか。今の自分は警察官たりえるか」

Answer 3

10回以上の受験歴で本気度は伝わっていると思いますよ。ただ『今度は辞めない』という決意に説得力が無いのではないでしょうか。あるいは、警察バツイチ故の影響とか…
辞めた理由を話しても理解されないのは、当時と今で初任課生の質も変わってきており、退学理由も分類するのも馬鹿らしいレベルになっていて主様の理由も失礼ながら同等と見なされているとか…。
主様のお歳で合格されれば、当然教場での総代などもありえるでしょう。仮に無くても『俺は警察バツイチなんだけど頑張ったんだ』と話せば教練がきつくなってきた頃、若い世代の同級生にどのベクトルで影響があるか想像にかたくないのではありませんか？合格は個人ですが教育は団体ですから