私は以前、東京のヤマハ特約店で事務の仕事をやっていたことがあります。 その時に、先生方のお給料を知ったのですが、ホントにかわいそうなくらい少なかったです。 音大を出ている先生でも、数万円から10万円ぐらいの方も多く、うまくいけば、他の楽器店とかけもちで、もう少し多くなる程度で、アルバイト並です。 生徒さんからお月謝を6千円いただいたとしても、楽器店は設備投資や広告代にお金がかかっているため、ピアノの先生に渡るお金は6割ぐらいです。 一般の会社の就職とは違い、初任給20万円とか、そういう仕組みではなく、生徒の人数分しかお給料はもらえません。 週に1回しか、教室のレッスン空きがなければ、おこづかい程度です。 グレードはみな5級は持っているので、できれば3級ぐらい持っていたほうがいいです。 グレード5級以上は、あたりまえ。 その、大勢の中から、講師に採用される人が決まります。 子どもの数も減っているので、激戦です。 面接の申込書に、これまでの演奏経歴(コンサート経験、コンクール入賞歴など)を書く欄もあったように思います。 何も経験がないと、ちょっと厳しいかもです。 運よく採用されたとして、高いグレードも取得し、最初は週に1、2回でも、指導を長く続けていかれるうち、やがて生徒さんも数多く任されていくと思います。 しかし、そのぐらいになると、先生方は、教室を辞めてしまうんですけどね。 経費を払い続けるよりは、自宅で教えたいんでしょう。 私の場合は音大を出ていないのですが、楽器店のそういう事情も知っていたので、最初は家庭教師、次第に生徒が増えたら、自分で教室用のピアノOKのマンションを借りて教室を始めました。 そのほうが、全部自分で自由に運営できるので。 首都圏はピアノの先生も多いですが、大人のピアノも含めて習いたい人も、ものすごく多いため、生徒は集めやすかったですが、他の地域はちょっとわかりません。
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