解決済み
建築士の設計事務所というのは、ある程度有名な先生の事務所となると、独特の空間です。 就職希望者は、先生にあこがれて、先生の作品/仕事に関わりたくて入所を希望します。 求人も定期的にあるわけでなく、優秀であれば入所出来るものではありません。 よって、仮に入所したとすると、事務所を修行の場であり、先生の仕事に触れるチャンスを得られる場としてとらえられます。仕事をするのですから給料は払われますますが、先生からすれば、修行の場を与えている見習いの身分に、多くの給料は払いません。 設計業務は、考える業務時間も多くあるので、先生から課題を出されれば、スピードと精度をあげた回答を準備する必要があります。夜遅くまでの残業は勿論、土日出勤も一般的です。 スタッフとしては、先生にあこがれ、やっと入所出来たことを考えれば、給料(残業代)なんて言ってる状況ではありません。よほど建築が好きで、先生の仕事を自分の糧として将来独立を考えているくらいでないと、とても勤まりません。 一般企業の業務体系と比べれば「ブラック」と言えますが、スタッフの考えは、一般企業の社員とは認識が違うでしょうね。
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