解決済み
他人とコミュニケーションを取るのが苦手なので心理学を学んでみたいと考えています。 しかし、資格ほどではなく、相手がどのようなことを考えているかなどがわかるようになりたいと思っています。 仕事があるため学校などは難しいですし、本屋にはいまいろんな種類がありすぎて困ってしまいました。 どのようなことからはじめていけばいいのでしょうか?
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自分の心は不可解でままならないと、多少なりとも感じている人は多いです。どのような動機やきっかけであれ、心についての学問に興味を持たれたことは意義深いことだと思います。ただ経験から申しますと、心理学を勉強するほどに自他の心というものは分からなくなるばかりです。一面的または単純な決めつけもできなくなります。ただ、心に対する見方・考え方の切り口は多少なりとも広く深くなるようです。結局のところ、相手がどのようなことを考えているかを知るためには、相手とコミュニケーションをとる以外にありません。知識を得て考え抜いても、相手に聞いてみたら全然違ったというのもよくあることです。しかも人の心は多面的で変化し続けますから、ますます「分かる」ということは困難です。正解を見いだした上で関わるというよりは(それでも仮説というのは出てきますしそれなりに重要ですが)、分かろうとすること、あるいはコミュニケーションのプロセスが関わりを作り、維持していくと思います。 私の経験になってしまいますが、エニアグラムというパーソナリティ(=性格)の理論があります。人間の性格を9つのタイプに分けるという、見かけはざっくりしていますが、ゆえにまず入りやすいだけでなく、実は大変に奥深く、面白く、実際の生活に役立ちます。自分や他人の性格に対する偏った思い込みから多少なりとも解放され、ものの見方が広く現実的になり、恐れが減じたように思います。エニアグラムには様々な系統がありますが、調査研究の積み重ねから学問的に説得力のある体系を作り上げたリソ&ハドソンのアプローチが個人的に気に入っています。もしご興味があれば下記の本などいかがでしょうか。 ティム・マクリーン、高岡よし子「エニアグラム 自分のことが分かる本」マガジンハウス ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン「エニアグラム あなたを知る9つのタイプ 基礎編」角川書店
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