解決済み
一般にみられる制服を着用した警察官は事件捜査等を直接行わないのでしょうか?警察官の主な職務は事件捜査を行い、犯人を逮捕し、国民の安全を守ることですよね。 しかし、制服を着用した警察官はどっちかというと、交番の巡査や交通警察隊のイメージが強いです。 『土曜ワイド劇場』等の警察ドラマをみたところ、殺人事件、傷害事件等の凶悪事件の捜査は主に鑑識班や私服の刑事が担当しているようで、制服を着用している警察官は主に事件現場の見張りや犯人逮捕等を担当しているようです。 日本では、刑事課所属の刑事さんは制服を着用することは全くないのでしょうか?韓国、中国、東南アジア諸国などでは刑事も普通に制服を着用していますが。 上記のように、制服を着用しながら現場を見張り、犯人逮捕に駆けつけてくる警察官はどの課に所属されていますか?彼の場合は普段は具体的にどうゆう勤務をなされていますか?
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事件の捜査や犯人の逮捕などは刑事(私服捜査員)の仕事ですね。 刑事は基本的に出勤から勤務、帰宅までスーツです。場合によっては状況に応じた服装や装備をしますが、基本はスーツで、制服は着ません。 制服を着ていて、事件が起こると現場に駆けつけるのは各警察署の地域課、交番勤務の警察官です。 軽い喧嘩くらいなら交番勤務の警官のみで解決することもありますが、傷害事件などは所轄の刑事課、殺人事件などの特に重大な事案は本部捜査一課が捜査に当たります。 交番勤務は警察官なら誰しもが配属される部署で、警察学校卒業後は多くの人間が交番勤務に配属されます。また、警部ぐらいまでは昇任によって異動するとまず地域課に配属されることが多いです。 彼らの仕事は多岐にわたります。警ら(パトロール)や交番での地理案内、拾得物などの受け付け、来訪者の対応など……。詳しくは、「劇録!!警察密着24時」などの番組を見ていただけると、一番わかりやすいかと思います。 ところで、捜査は刑事の役目、と先述しましたが、地域課の交番勤務でも事件の捜査に携わることがあります。それは、殺人事件などの重大事件が起き、捜査本部ができたときです。 殺人などの重大事件の捜査本部は最低でも40名程度以上、多いときは100名近くの規模になります。本部からやってくるのは5人とか、多くても10~15人で、残る30名以上の捜査員は所轄から出さねばなりません。 しかし所轄は平常業務もこなさなければいけないわけですから、刑事課(強行犯係)総動員というわけにもいかず、そんな状況で所轄の刑事だけで30名も出すのは困難なわけです(大規模所轄ならともかく、小規模なところは特に)。 ですから、地域課交番勤務の刑事志願者や他の部署の刑事経験者なども捜査本部に応援に呼ばれるのです。(まぁ、結局それでも足りず、同じ方面に属する近隣所轄署からも人手を借りるのですが) ちなみにですが、交番勤務の警察官だからといって階級が低かったりするわけではないですし、交番勤務は窓際部署でもないことに注意。先述したとおり、昇任による異動の際は交番勤務になることが多いですから。交番勤務だからといって巡査とは限りません。巡査部長や警部補だっています。
なるほど:1
担当分野がちがうからだと思いますよ。
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