解決済み
教員免許状は、特定の試験を受けて発行されるような類の資格ではありません。 教員免許状は、各都道府県の教育委員会が発行します。新卒者の場合は、大学がまとめて手続きをおこなってくれますが、取得単位表(教育実習を含む)と介護等体験の証明書、大学卒業証明書等を提出して、晴れて教員免許状が発行されます。このとき提出する取得単位は、教育職員免許法に規定された免許法該当科目(文部科学省の課程認定を受けた大学の講義及び実習)を修得していることが必要です。 教員採用試験は、各都道府県や政令指定都市の教育委員会が実施するテストです。実施内容は、それぞれ少しずつ異なりますが、おおまかにいうと、筆記試験「一般教養、教職教養、専門教養・小学校全科、小論文」と実技試験「音楽、体育、図工」、面接試験「個人面接、集団面接、集団討論、模擬授業、ロールプレイング」を二次にわけて実施し、選考します。 一般教養は、数学や国語などの教科知識や時事ネタなどの教養。教職教養は、教育哲学、教育心理学、教育史、教育法規、同和・人権教育などから出題。専門教育・小学校全科は、小学校の授業で教える科目の教科内容や教科専門に関するもの。小論文は1時間で800字から1,600字、内容は様々。音楽はおもに小学校高学年のピアノ弾き歌い。体育はマット運動や水泳など、各種目をローテーションでこなす。図工は実施するところは少ないが主に鉛筆デッサン。模擬授業は、子ども役の面接官を前にして指定された単元をやってみせる。ロールプレイングは、その場で与えられた問題を解決する。例えば「先生がひいきをしたと保護者から電話がかかっています。応対してください」といって、面接官が「もしもし」と保護者役をはじめる、など。
< 質問に関する求人 >
学校の先生(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る