解決済み
こんにちは。 わたしは将来、薬剤師になりたいと思っています。 聞く限りでは今現在、薬剤師というのは給与面でかなり優遇されているように感じます。しかし、その分人気もかなり高いようで、 わたしが就職する頃には飽和状態になってしまうのではと不安に思っています。 そのような状態になってしまうと給与はもちろん就職さえ難しくなりそうです。 わたしが薬剤師を目指すのは待遇面だけみてのことではもちろんないのですが、 それも重要な要素だと思うのでこのまま進んでいいのか悩んでいます。 実際問題、薬剤師という職業は5年後、10年後には飽和状態になってしまうのでしょうか。 また、もしそうなってしまうのであれば現在の就職率や待遇などにどのような変化が起きるのか教えていただきたいです。 回答よろしくお願いします。
さらに質問よろしいでしょうか。 無知をさらしてしまい恥ずかしい限りなのですが、薬学の研究職、というのはどうなんでしょうか? やはりそちらも今から目指す職業ではないのでしょうか?
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全然優遇されていないですよ。 優遇されると感じるのは他の職業との比較になりますよね。 例えば薬剤師の平均年収は530万です。 大卒平均年収は670万 高卒平均年収は470万 看護師平均年収 470万 放射線技師平均年収 514万 臨床検査技師平均年収 460万 薬剤師は大学を6年行かなければなりません。 私立なら学費だけで1200万です。 国立なら旧帝大理工に合格できる偏差値レベルですから、 普通に一部上場優良企業に就職できます。 そうなれば30歳で年収800万も可能でしょう。 ですから給料面で特に有利な資格ではありません。 高卒で働いている人や無資格主婦パートの人たちからは 優遇されていると思われるかもしれないですけどね。 5年後、10年後の薬剤師の状況ですが、 この度の診療報酬の改定で 医療費の削減の方向性が明確になったように思います。 薬剤師の主な就職先は調剤薬局、ドラッグストア、病院となります。 調剤薬局は調剤報酬として国に報酬を管理されています。 高齢化社会で医療財源が逼迫していますから、調剤報酬はどんどん削られています。 今回の改定はかなり厳しいですよ。 今後もこの傾向は続くでしょう。 調剤報酬が収入源の調剤薬局はこれを削られると人件費を削るしかなくなります。 結果、薬剤師の給料は下がりますね。 ドラッグストアでも医薬品を販売するのに薬剤師の必要性は薄れています。 登録販売者というだれでも取れる資格で医薬品の販売が可能です。 インターネット販売も解禁され、競争が激しい中で薬剤師を高給で雇う必要がありません。 病院はまあ安泰でしょう。 国の方針として原則院内処方が明記され、院外処方すら否定されつつあります。 医療費削減のためにこれから国はあらゆる対策をしてくるでしょう。 今後の薬剤師は飽和がどうこう以前に、食べていける資格では無くなると思いますよ。 安泰で給料が優遇される資格ならなぜ偏差値が40の大学があるのでしょうか。 将来性が無いから学生が集まらないわけで、結果偏差値も低レベルなんですよね。 薬剤師は今から目指す職業ではありません。 《補足について》 研究職は理系なら皆が憧れる職業です。 超人気職で競争も激しい。 旧帝大大学院修士が最低条件になるでしょう。 しかしそれでも必ずなれる職業ではありません。 運も必要です。 あと、薬学の研究なら薬学部でなくてもなれますよ。
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