確かに、すべての医者が極めて優秀で、患者への投薬に一切の間違いもなければ、薬剤師は不要かも分かりません。 しかし、どこかの市民病院にでも数週間入院してみれば、すぐにも経験することですが、現実には、医者はスーパーマンではなく、薬剤に関しても、素人に毛の生えた程度の知識しか持ち合わせておりません・・・(-。-)y-゚ 例えば、同時に投薬してはならない組み合わせの薬であっても、平気で投薬してしまうのが、医療の現況なのです。 そこで、薬剤師が存在し、より専門的かつ総合的な立場で、投薬判断を加えることが、医療事故を減らすための、一つの歯止めとなっているのです。 この効果は、医者の処方箋を、病院とは別の薬局に持って行って、調剤してもらえばすぐにも分かります。 投薬に疑問のある場合は、調剤薬局の薬剤師が、医者に問い合わせをして、薬の量や種類を訂正してくれるケースは枚挙にいとまがありません。 さて、ある程度の重い病気を患いますと、そこで処方される薬の種類、量は、あなたが想像する様な半端なものではありません。 癌や成人病で処方される薬は、1日に10種類以上、薬の個数で数えると20個以上にもなりますが、その1種類、1種類が、たったの一粒で人事不省に陥りそのまま死んでしまう可能性のある薬なのです・・・(-。-)y-゚ 例えば、糖尿病でよく処方される血糖値を抑える薬など、患者の状況に合わせて、1粒単位で、慎重に分量を決めていかなければなりませんが、1粒よぶんに摂取するだけで、そのまま、あの世へ直行という危険性をはらんでいます。 実際、私もですが、低血糖症状を起して、死にそうになった経験が何度もあります。たぶん、死んでしまった患者も多いことでしょう・・・(-。-)y-゚ それに対して、処方箋なしで、街中やネットで買える程度の薬など、強い薬効があるわけでもなく、放置してもすぐに死ぬようなものではありません。 薬のネット販売や、街中薬局のお手軽な利用方法と、薬剤師の存在意義を同列に論ずるなど、筋違いも甚だしいと言わざるを得ません。 まあ、無知なる人間の単なる「ひがみ」ですね・・・(-。-)y-゚
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医者が処方を間違う事もありますからね。 実際うちの子供が小さい時喘息の薬を成人の量で処方されたのを薬剤師さんが気がついて医者に連絡して訂正してもらった事があります。 あの時ノーチェックであったら多分問題が起きてたでしょうね。
8人が参考になると回答しました
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